カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 久し振りに、ワンコたちと小旅行。行先も、久し振りの軽井沢です。
ドッグフレンドリーを推進する軽井沢。実際に色々な観光地に行ったり、また行こうと思って調べてみたりして、ワンコ連れにとって確かに軽井沢はトップクラスな気がします。やはりそれは、常日頃ワンコ連れの別荘族の皆さんを応対してきた経験値の積み重ねなのでしょう。
行ってみて感じるのは、軽井沢同様に、別荘地はある程度ドッグフレンドリーな場所が多い様に思いました。例えば、那須や伊豆高原、そして山中湖も然り。別荘地なのに例外は、残念ながら軽井沢以外の長野県内で、その代表格は蓼科でしょうか。またみそら野などの別荘地を抱える白馬も、以前は探しても一軒(看板犬の居たキッチン・シェフ)しか店内OKのレストランが見つからなかったのですが、インバウンドのスキー客で国際化して以降、果たして少しは変わったのでしょうか?
余談ですが、インバウンドはともかく、これからの観光地は、少子高齢化の中で(我々の様な)ワンコ連れの年寄りを如何に受け入れるかが、集客の大きな要素になり得ると思いのですが・・・如何。

 閑話休題。
ただ今回は、3月とはいえ、まだ殆ど冬支度でオフシーズンの軽井沢です。滞在はいつも通りで、キッチン付きのドッグヴィラ。夜は出来るだけ買って来た食材を調理して、ワンコと一緒に過ごせる様に部屋食です。しかし、昼間、観光でどこに行こう?
まぁ、アウトレットは、例え買わずとも(奥さま一応お目当てがお有りの様ですが)、広い芝生スペースやワンコOKの施設も多く、場合によっては時間で預かってもらえるペットショップもあるので行くとしても、他には・・・?
軽井沢にはこれまで何度も(観光でも)来ています。従って、三笠ホテルや白糸の滝、紅葉の雲場池は勿論、旧軽やハルニレテラス、昔ですが鬼押し出しにも行っていますし、大賀ホールもコンサートで来ています。また追分宿も旧中山道を歩きながら堀辰雄記念館なども見学しています。つまり、観光的には殆ど来ていることになります。しかも緑のまぶしい夏ならともかく、どこも茶色の冬は(雪景色の日ならまた別かもしれませんが)景色も今一つ。唯一冬の楽しみは、空気の澄んだ日に臨む浅間山くらいでしょうか・・・。

 そこで奥さまは観光案内を見ながら、「発地市場」と「タリアセン」をご希望。「タリアセン」というのは、南軽井沢エリアの塩沢湖周辺にある比較的新しいペット同伴可能なレジャー施設ですが、H/Pの説明に依れば、
『軽井沢タリアセンは軽井沢町の南に位置する塩沢湖を中心として、美術館や遊戯施設、レストラン、ショップなどが集まった総合的リゾート施設です。
軽井沢高原文庫では、この地にゆかりのある作家・詩人の資料を見ることができます。また、柔らかなタッチで寄り添う恋人たちを描いたレイモン・ペイネの作品を収蔵するペイネ美術館や、深沢紅子による繊細で可憐な野の花の絵が楽しめる深沢紅子野の花美術館があり、静かな森の雰囲気ともあいまって、心穏やかな時間が流れます。敷地内はレジャー設備も充実。ゴーカートやモノレールでさわやかな風を切るひとときは、家族みんなの素敵な思い出となるはず。
「タリアセン」(Taliesin)は、直訳すればウェールズ語で「輝ける額」という意味です。もともの語源はケルト神話に由来し「知恵者」であり芸術をつかさどる妖精「タリエシン」から、といわれています。』
私設ですので、入園料が掛かります。全部に入れる券は1500円/人とのこと。
しかしネットで調べてみたのですが、コロナ禍の影響か、タリアセンは休業中。行った週の週末から営業再開とか。
仮にコロナ禍の無いシーズンであっても、冬だと屋外でのレジャーを楽しむのは難しいかもしれません。せいぜい高原文庫やペイネが好きなら美術館も良いかもしれませんが、ワンコ連れだと無理。やはり、夏や紅葉シーズンの方が良いのでしょうね、きっと。
発地市場も、産直市場的には高原野菜などやはり夏。しかも、行こうとした水曜日は(冬どんな野菜が並んでいるか分かりませんが)定休日でした。

 ということで、行く所が無い!冬の軽井沢はなかなか観光的には(特にワンコと一緒に)訪れる場所や施設を探すのは至難の業。ウィンタースポーツも出来ない訳ではありませんが、本場はこの辺りなら菅平や志賀高原。むしろ何もせずに、ノンビリと(それこそ別荘で)読書や音楽を楽しんだり温泉に浸かったりしているのが、冬の軽井沢では多分ベストなのかもしれませんね。