カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 新居への引っ越しにあたり、庭は持っては来られませんが、鉢植えは新居へ持って来ました。それは、家内の実家の義母が喜寿の時に貰ってお裾分けされたシンビジウムです。その後、分結して分けた鉢と義母が世話を出来なくなったミルキーウェイという名前の別品種の3鉢。他の2鉢は毎年花を咲かせてくれますが、ミルキーウェイは隔年か、3年に一度か・・・。昨年は花が咲いたので、今年は無理そうです。

 いつも12月前頃から花芽が出始めます。花芽は寒さにやられてしまうので、氷点下になると玄関先から玄関の中に入れていました。
狭い新居の玄関はそんなスペースも無いので、3鉢とも冬の間はリビングルームへ避難です。従来だと年が明けると徐々に先始め、4月くらいまでの3~4ヶ月間もの長い間楽しませてくれましたが、前の家の玄関より新居の狭いリビングルームの方が遥かに暖かいので、花の期間は短そうです。
 花も、環境が変わると戸惑うことも、またその環境に慣れさせることも必要なのでしょう。そのため、引っ越した今年は今までよりも花芽は少な目。昨年だったか、花芽が多過ぎて株が弱らぬ様にと、家内が減らした程(それでも10本近く咲いた鉢もありましたが)でしたが、環境の変わった今年は、一鉢は花芽が2本。もう一鉢は花芽は5本。ミルキーウェイは、やはり今年は花芽が出て来ませんでした。
 花は少なくとも、また花の咲いている期間は少なくても、暖かいリビングで一斉に咲き揃って、またリビングなら四六時中視界の中に花があるので、積算すれば、鉢が玄関にあった昨年までよりも遥かに長い時間花を愛でられる今年のシンビジウムです。
【追記】
“♪春は名のみの風の寒さや・・・”。春のお彼岸も過ぎたというのに、3月22日、松本は一日雪で4㎝の積雪だったとか。幸い道路はすぐ溶けてしまいましたが、これが“なごり雪”であれば良いのですが・・・。