カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
婿殿が松本での正月休みを終えて、一足先に横浜に戻る正月三日。
蕎麦好きの婿殿のために、事前に色々ネットで調べて三が日も営業してしる蕎麦屋を探し、漸く見つけて予約してあったのが安曇野の穂高有明地区の人気店「そば処 時遊庵あさかわ」です。
以前、大町方面からの帰りに山麓線を走っていたので寄ろうとしたら、まだ2時前だったのにその日打った蕎麦が既に終了とのことで諦めたことがありました。こちらは蕎麦店が点在している山麓線沿いの有明地区でも人気の行列店です。
その「あさかわ」が正月三が日も営業して且つ予約が出来ると知り、こちらも1ヶ月前に婿殿のために事前に予約をしてありました。

店は11時半の開店で、我々は12時の予約で行ったのですが、駐車場には既に10数台の車が停められていて、店内にはもう何組もの順番待ちの方々がおられ、名前を書く受付表には30分待ちとの表示がされていました。

(注:冒頭の2枚は、婿殿をもてなせる店かどうかチェックのために、11月末に試しに一度伺った際に撮った写真です。時遊庵という名を付けられている通り、店内には土壁の装飾やインテリア、そしてテーブルに置かれたちょっとした小物にも店主のご主人の遊び心が感じられます)

娘たちも婿殿も家内も、皆天ざるをオーダーとのこと。私メは頑なに大ざる(蕎麦の香りの邪魔をする刻み海苔は掛かっていないので、実際には本来の「もり」なのですが)一択。つゆの味が変わるので天ぷらを蕎麦つゆに付けるのは個人的に御法度ですし、仮に天つゆが別にあっても、天ぷらの油で味覚が変わるので、個人的には純粋に蕎麦の味を楽しみたいため、天ざるはあまり好きではありません。蕎麦自体を楽しむのなら、飽くまでもりそば一択です(但し、京都のにしんそばの様に、具材を楽しむ温蕎麦の場合はその限りに非ず)。そして、こちらの名物のそば玉の素揚げは、今回は天ぷらがあるからと一皿だけ頼んで皆でシェアすることにしました(一皿十数個あります)。満席でもそばを茹でるのはご主人一人だけでしょうから、サーブまでは結構時間が掛かります。入口の受付表には「待ち時間30分以上」とありましたが、おそらく1時間近くは掛かるでしょう。これが夏なら、ご主人が丹精込めて育てたという、数千株というアジサイが咲く広い庭を散策して時間を潰せば良いのでしょうが、冬場はそうもいきません。

二八のそばは季節の葉が一枝添えられていて、ご主人の遊び心と風情を感じます。私と婿殿は大盛りですが、女性陣の頼んだ並盛りでも結構な量があります。



そして、その薄焼きに粉をまぶして揚げた天ぷらと油揚げの天ぷらは珍しい。ただ一度揚げてある油揚げを更に天ぷらにしてまた揚げるのは、天ぷら素材としては面白いものの、些かoily過ぎてもたれてしまい今一つで、我が家のメンバーには不評でした。むしろ揚げ出し豆腐の様に、水気を絞った木綿豆腐を薄く切って天ぷらにした方が良い様に思います。因みに、家内は天ぷらがもたれてしまい、次回からは天ぷらはやめてそばだけにするとの仰せ。

地元安曇野産と北海道産、茨城産のそば粉をブレンドして打ったという「あさかわ」の玄ソバも二八そばで、こちらの蕎麦ものど越しが良く風味豊かで、今年食べた幾つかの秋の新蕎麦では初めて香りを感じました。
また量も十分で、食べ応えもありました。そして何より、正月三が日に営業していただいていて、県外からのお客さまを信州そばでもてなす場合は大変助かりました。
また婿殿が来たら、一度夏のアジサイの庭も見てみたい気がしますので、安曇野をドライブがてらお邪魔しようと思います。ごちそうさまでした!
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