カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 今年は植え替え当初から昨年作った防虫網を被せたので、毎年悩まされた青虫クンの虫害も無くて順調に育ち、これまで何度かサラダ用に収穫していた水耕栽培のクレソン(第473話参照)。

 ここ松本でも、35℃前後の猛暑日が何日か続いた7月中旬。
朝のチロルとナナの散歩から戻って見ると、無残に全て茶色く枯れています。
「ガーン、ショック!」
調べてみると、恐らく虫ではなく、多分プランターの周囲に張った水が直射日光で熱湯のように温まって、耐え切れずに枯れてしまったのはないかと思われます。やはり、絶えず流れている清流の川縁(べり)のようにはいきません。どうやら、夏場はもう少しこまめに水を替えてあげないといけないようです。

 溜息混じりに「あぁ、今年もダメだったかぁ・・・」と、週末に止む無く枯れた茎を全て刈り取りました。
すると、プランターの砂の表面にハコベのような細かなクレソンの芽が幾つも幾つも生えています。
まだ根は生きていて、元の茎のところからしっかりと新しい芽を出してくれていました。ヤッター!これなら再生可能です。また収穫出来るかも。   

日が経つにつれ、次第に成長していきます。これで、上手くいけば秋まで成長するかもしれません。写真は、枯れた茎を切り取ってから1週間目と一ヶ月目の8月下旬までの様子です。大分伸びて来ましたので、もうすぐ収穫出来そうです。
 このところ例年になく涼しい日が続きましたが、ここで残暑がまた戻ってきそうですので、今度はもっとこまめに水を替えてあげようと思います。