カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
二日目は雨の中、先ず高松のシンボルという屋島へ。
高松に近付くにつれ、雨も上がり薄日が差して来ました。少なくとも我々ではない、ツアー内の晴れ男/晴れ女の方々に感謝です。







門前町である琴平町到着後、本場の「さぬきうどん御膳」の昼食。しかし、この人数の団体では茹でたてとはいかず、また腰も無く、スーパーに売っているような“普通の”うどんに些かガッカリ。中には残されたご婦人方も。
昼食後、自由散策でしたが、全員が歩いて象頭山(ぞうずさん)中腹に建つ金比羅さんの本宮まで785段という階段を上りながら参拝へ(奥社までは1368段とのこと)。多くの方が無料貸し出しの竹製の杖を借りて(帰りに同じ店に返すのがルールとか)、いざ出発。階段の続く(表)参道の両側には、土産物店や茶屋が上までびっしりと立ち並んでいます。
お伊勢参り同様に、生きている内に「一度は参れ」と江戸時代の庶民の願いであったという金比羅参り。体力的にお参りに行けぬ飼い主の代参で、お参りに必要なお賽銭や旅費などを入れた、丸金マークの袋を首に巻いた飼い犬が、道中人々に助けられながら(助ける側にも同様のご利益があるとされ)お参りをして、お札を入れてもらってまた飼い主の元にちゃんと戻って行ったということに因んだ狛のお守りも。エライなぁ!


夫婦共通のお願い事をお願いし、絵馬も奉納してと、しっかりとお参りをすることが出来ました。ヤレヤレです。グループの皆さんも、中には途中大門までのカゴやタクシー(裏参道経由)などを使いながらも、お互い励ましあい、また労いながら、何とか全員が本宮に自力でお参り出来たようです。エライなぁ、良かったなぁ・・・。登りきった本宮からは琴平町を眼下に讃岐富士が望め、達成感を倍加させてくれました。


帰り道の参道を下りながら、ここに来たら買いたかった銘酒「凱陣」を探しましたが、どこにも無く、聞けばお土産店では扱っていない(事情は分かりませんが、置かせてもらえない)のだとか。蔵元まで行く時間も無く、残念ながら(こちらのささやかな目的は)諦めざるを得ませんでしたが、旅の主目的を果たした後、雲に隠れた西日本最高峰の石鎚山付近を通り、今宵の宿泊地である松山道後温泉へ。
宿泊先の部屋も食事(「夫婦御膳」とか)も、前日が良かっただけに、鯛の兜煮の味付けは良かったものの、全体的には“今二つ”。でも、道後温泉は日本最古の温泉というだけに、金比羅参りの足の疲れもほぐしてくれるようでした。
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