カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 成田空港で働いていた次女が、羽田空港の国際線拡大に伴い、この6月から羽田空港勤務となるため、住居も成田から羽田空港近くに引っ越すことになりました。

 大学を卒業してから、これまでの三年間お世話になった成田山新勝寺の表参道は風情もあり、また新鮮で普通の3倍近くはあろうかという大きなネタのお寿司屋さん(初めて入った時に食べた地物のイワシ、それにコハダは旨かった!)や老舗の鰻屋さん(私メだけは、ついぞ機会無し!)などもあって、本当に良い街でしたので、個人的にはチョッピリ残念ですが、奥さまにとっては、羽田の方が松本から行くのにも近くなり好都合(とのことで、上京機会がますます増えそうです)。また長女夫婦が住む五反田にも近くなるので、もし何かあった時にもお互い安心です。
また、娘にとっては大変でしょうが、責任も重くなり、新しい職場の方が大いにやりがいがあるようです。そこで5月末の週末、引っ越しの手伝いに車で成田へ行って、要らないモノを自宅へ運んで来ることになりました。
 「あなたは、日帰りでイイから・・」という優しいお言葉に、
 「日帰りじゃあ、飲めないジャン!」と一泊で行くことにしました。
それに、日帰りでの成田空港往復約700㎞は、昔一度奥さまと娘たちを空港まで送って行ったことがありますが、20年前でも体力の限界ギリギリでしたので、市街で多少短いとはいえ、この年齢では自信がありません。

 そこで、チロルとナナの世話を妹に頼み、土日の一泊で引っ越し作業に向かいました。ナビで成田市内まで凡そ300㎞。犬たちの散歩を済ませてから、朝早めに出たこともあり、談合坂での休憩も含めちょうど4時間で到着。
一日荷造りをして、新居で使う雑貨の買い足しを兼ねて、夜イオンモールに行って、モール内にある地魚がウリという地元の回転寿司へ(表参道のお寿司屋さんでなかったのが残念ですが、時間の有効活用で止むを得ません。地魚も注文してみましたが、松本よりは勿論マシですが、うーん)。荷造りを済ませてみると、ワンルームとは言え、女性のためか結構な量になりました。
翌日、引っ越し業者に荷物を引き渡し、こちらは松本に持って帰る荷物を車に積み込み。業者の運び出しの間を使って、成田山へお参りし、3年間娘がこの街でお世話になったお礼のご挨拶。外国からの観光客の方々も含め、大勢の参拝客でこの日も賑わっていました。
戻って、車への積み込みをしていると、ビルの一階で土産物屋さんを営む大家さんのお婆ちゃんから、「終わったら一息ついてください。」と和菓子をいただきました。そこで、お礼を兼ねて出掛けのご挨拶に、印旛沼名産の“ざっこ(雑魚)”の佃煮等を購入。表参道は、優しさ溢れるイイ街でした。
 成田から、引っ越し先の大田区の糀谷へ。こちらもワンルームですが、羽田空港に近いこともあり、一目でそれと分る空港関係者がたくさん住む街だそうです。
最寄り駅となる京急糀谷の駅周辺には、お土産物屋さんが多かった成田の表参道とはまた違って、昔ながらの八百屋さん、惣菜屋さんや定食屋さんなど、情緒ある下町商店街が軒を連ね、暮らし易い街のように感じられました。
 「うーん、安くて美味しい寿司屋さんはあるのかなぁ・・・?」
落ち着いたら、これからお世話になるご挨拶に氏神様にでもお参りに行こうと思うのですが、ここだと穴守稲荷なんでしょうか、それとも羽田神社?
この日家内は泊まって、翌日も部屋の片づけをするため、夕刻一人で松本へ。道中自身をエンカレッジすべく(気分転換にクリス・ハートを挿みながら)、マーラーの1番とシューベルトの9番(ここではそうしておきます)を大音量で聴きながらのドライブで、無事帰宅。

 その後、配送される家具の組み立てのため、二週連続で、今度は日帰りでの糀谷往復。首都高を抜けるので、ほぼ3時間半の行程です。
 「近くなったから、今度は一人で自分の車を運転して行けそう!」
とのことから、談合坂までは私が運転しましたが、そこから糀谷まではトライアルを希望されて、ナビの案内に従って奥さまが一人で運転し、帰路も同じく談合坂まで。こちらはその間、(私メの10年落ちのSUVに比べ、家内の車の最新のナビは非常に分り易く、運転し易いのは十分理解しつつも)左右のドアミラーも見ながら、教習所の指導官さながらに常に前後左右のチェックです。
 「あら、寝ててもイイのにぃ!」
って、眠れる訳がありません。無事談合坂で交代です。
 「あぁ、疲れたぁ~・・・。ブレーキ踏み過ぎて、右足パンパンだーっ!」
 「えっ、それってどういうことォ?!」
って、そういうことですが・・・。
 「あぁ、疲れた。じゃあ、私は寝るねー!」
と、すぐにスヤスヤと寝息を立てておられました。
ハイ、お疲れさまでした。では安全運転で、一路松本へ。

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