カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 週末の早朝、何気なく付けたTVの旅番組の「お取り寄せ」で紹介された、函館「布目水産」という会社の「社長のいか塩辛」。
些か、人を“おちょくった”ような商品名ですが、ジョークではなく、何でも、松前漬などの水産物加工会社の社長さんが取引先などへの手土産にしていたのが評判を呼び、商品化したものだとか。
これが、実に美味しそうに画面から感じられ、決して大好物という訳ではないのですが、何となく久し振りに塩辛が食べたくなりました。

 奥さまが、次女の引っ越し準備で不在だったこともあり、一人で食料品の買い出しにいつものスーパーマーケットに行った際に、魚介類の加工食品売り場で塩辛を探してみると、何種類かありました。どれにしようかと迷いながら見ていくと、陳列棚の中に・・・カップに入った、その名も「社長のいか塩辛」。製造元も、正しく同じ会社名が記載されていました。「なぁんだ、取り寄せなくても松本でも買えるんだ!」と、ひねくれ者の性で、多少の拍子抜けを感じつつも、喜び勇んで即購入。

 その晩早速酒の肴で食べてみると「う~ん?・・・」。
そこで、今度は白いご飯に載せて食べてみると・・・「ウン、旨い!」。
これ、お酒よりもご飯に合います。お酒(冷酒)だと、多少生臭さが感じられますが、むしろ温かいご飯だと塩甘の何とも言えない旨味が協調されるような感じがします。イカの身も新鮮で柔らかくて甘味があります(もしかしたら、冷酒よりも燗酒の方が合うのかもしれません)。
いつものスーパーでは、250g入りのカップで500円。もっと安いモノもありましたが、この味なら文句なくお買い得でしょうか。
最初見落としましたが、食べる際は少し掻き混ぜてから食べるようにとの指示。そうすると、確かに不思議と旨味が増すような気がします。中々の逸品でした。

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