カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 期待が大き過ぎたのか、前回のシンガポールで一番の人気店というチキンライス(海南鶏飯)に些かガッカリし、「これなら自宅でも作れるジャン!」。
何を大げさな!・・・とお思いでしょうが、それほどオーバーでもありません。今や殆どの食材や調味料が(地方でも)入手可能です。

 先ずタイ米。前回はネットで購入しましたが、今回は松本にタイ食材店があり(西堀から島内に移転し漸く再開)、ジャスミン米が地元でも入手出来るようになりました。そして、専門の中国食材店の無い地方では入手が一番難しい濃い目の醤油(ダークソイソース)も、一年前に恵比寿の「新東記」に伺った時に店頭で販売していたそうで、家内が購入済み。あとチリソースは今や日本でもポピュラーです。
新鮮な鶏を、臭みを取るべく生姜や長葱と一緒に煮て、その煮汁でタイ米を炊けば完成です。煮汁はスープにも。好みでコリアンダー(シャンツァイ、パクチー)を刻んで散らします。シンガポール風は、キュウリ(本来は大味な現地のキュウリですが)も不可欠。タレはお好みで、ダークソイソースとチリソースに摩り下ろした生姜を混ぜて。
あと田町の「威南記」で教えてもらった、薄めた醤油にお砂糖と胡麻油に生姜を混ぜたタレと三種類をお好みで。
これでも十分ですが、もっと手軽に作るには、今やCookDoのシリーズでチキンライスの元「アジアン鶏飯」が売られています。
因みに、レシピによっては鶏肉を米に載せて一緒に炊き上げる調理法もありますが、その場合鶏肉が崩れてしまうのと肉が硬くなり過ぎるので、個人的には別々に調理した方が好み。
以上の食材を自宅で調理。プロには敵わずとも、片や専門店では二人で2千円強に対し、食材費が二人で〆て400~500円也。
 シンガポール・チキンライス(タイではカオマンガイ)は元々海南島からの移民が広めた料理ですし、本来「海南鶏飯」は家庭料理だった筈ですので(シンガポールの人たちは共稼ぎゆえ自宅で料理せずに三食屋台で食べるのですが)これで十分ではないでしょうか(と大いに満足!)。しかし、タイ米は美味。匂いも何とも言えません。特にピラフやカレーには、ジャポニカ種よりもインディカ種の方が遥かに美味しいと思います。
(それにしても、松本に居ながら、しかも自宅で東南アジアの味が楽しめるのですから、イイ時代になったと実感!)

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