カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 「毎年でなく、二三年に一度で良い」と云われる、春の芝焼き。
我が家の50㎡程のl字型の芝生ガーデン。前回の芝焼きを三年前に実施したので、今年久し振りに実施をすることにしました。
害虫の卵や雑草の種子を焼却し、また芝刈りで出るサッチと呼ばれる刈りカスを焼き払うのが芝焼きの目的ですが、特にサッチはそのままにしておくと、蒸れて通気性が悪くなって芝生の病気の原因にもなりますので、定期的に燃やした方が良いと云われています。

 晴れの日が続き、庭の芝がしっかりと乾いた上で、風の無い日を選ぶ必要がありますので、天気予報と“睨めっこ”をしながら、結局4月1日の月曜日に実施をしました。
今年は乾燥気味で、新聞のローカルニュースによれば、3月に入って田の畔や畑などの野焼きによる火災が結構頻発しています。そこで、風の無い日に且つホースでいつでも水を撒ける様に準備をし、一度に燃え拡がらぬ様に、タイルで囲って焼く範囲を限定しながら、少しずつ焼いていきました。
一度ではサッチが燃えないので、金属製の熊手で掻き出しながら二度焼きをし、火が消えたのを確認した上で、更に水を撒いて完全に火の気を消していきます。
始める前にお隣にはお断りをした上で、2時間程で昼前には終了。暖かな日だったので、その間、ナナもベランダで“日向ぼっこ”をしながら作業を見守ってくれました。

奈良の若草山ではありませんが、芝焼きも春の風物詩でしょうか。