カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 今までのキュウリに代わって、今年初めてプランター栽培で挑戦したゴーヤ。これまでも何度かご紹介しましたが、これは猛暑対策での“グリーンカーテン”ではなく、飽くまで“食べる”ことが目的でした。
今回栽培した「沖縄ゴーヤ」(苦味を軽減させた種類ではなく、昔ながらの苦みのある品種)と書かれた2本の苗のお陰で、今年は幸い一度もゴーヤを買うことも無く、収穫した我が家のゴーヤで4~5回大好きなゴーヤチャンプルーを食べることが出来ました。その意味では、キュウリ栽培よりも実際の成果も満足度も高かったゴーヤ栽培でした。しかも最初の頃はせっかく雌花が咲いても人工授粉をそのままにしていたら、何本かは大きく成らずに黄色くなってしまって実らなかったので、もし最初から人工授粉をしていればもっと収穫出来たかもしれません。それとゴーヤは収穫時期の見極めが難しく、最初の収穫では苦味が少なめでした。

一方で、特に街中でも最近見掛ける様になった、世間での暑さ対策としての“グリーンカーテン”。その効果は、ネット記事に依ると、
『十分に葉が茂ったグリーンカーテンは日射の熱エネルギーの約80%をカットします。同じように遮蔽効果が期待されるすだれでは50〜60%です。また、横浜市や草加市がグリーンカーテンによる遮熱効果を検証したところ、グリーンカーテンを設置することで、窓の表面温度が約4〜5℃も下がることが確認されています。
さらに、グリーンカーテンには蒸散(じょうさん)効果も期待できます。植物は根から吸った水分を葉から蒸散させていますが、これは気化熱を奪います。そのためグリーンカーテン表面の温度上昇が抑えられ、室内への放射熱も減少します。打ち水の効果と同じ、生きた植物ならではの利点です。』
とのこと。
 我が家の場合、南側と西側の二ヶ所にバルコニーがあるのですが、マンションは上階のバルコニー部分が庇となって直射日光を遮ってくれるので、グリーンカーテンそのものは必要無いのですが、実際にゴーヤを栽培してみて、その茂り方を日々水遣り等で観察していると、分枝して弦もたくさん伸びるので、キュウリなどよりもゴーヤは葉の茂り方が多いことから、グリーンカーテンとしてもキュウリや朝顔、ヘチマなどよりもゴーヤの方が適している気がしました。
ゴーヤ栽培は、少し伸びた段階で親弦の先端を切る「摘心」をして、分枝させて子弦を何本か伸ばすのですが、それでもゴーヤはとにかく伸び過ぎるので、キュウリ栽培用の網を二つ折りにして、それに沿ってゴーヤの弦が折り返して下に伸びる様にもしたせいもあってか、まさに“ゴーヤジャングル”と呼べる程の茂り方でした。

 そのためか、茂みの中に隠れていたゴーヤに気が付かず、黄色く熟して初めて緑の茂みの中に隠れていたゴーヤを発見する有様。熟したのは2本程でしたが、オレンジ色に完熟したゴーヤを初め見ることが出来ました。しかも中の実がまるで大きなザクロの様に真っ赤になって光っていて、その実の周りの果肉が甘いのです。知識としては知ってはいましたが、このオレンジ色に熟したゴーヤは苦みが無く果肉もほんのり甘くなって、緑色のゴーヤの様なシャキシャキ感は無くなって柔らかくなるのですが、サラダなどにして生でも食べられるのだそうです。
個人的には昔の“苦瓜”と呼ばれていた名前通りに、苦みがあってこそのゴーヤだと思っており、レシピの中にはわざわざ塩揉みをしたり、水にさらしたりして苦味を取る方法までありますが、シャキシャキ感とその苦みこそがゴーヤチャンプルーの美味しさだと思います。
 今年最後のゴーヤ。大小2本と、最後プランターを片付けるために全部刈り取った時に見つけた極小のゴーヤ1本。
奥さまはNYの長女の元へ行っての留守中に全部ゴーヤチャンプルーにして、一人でしかも一夜で残さずに食べてしまいました。
次女が夏に孫を連れて帰省して来た時に作ってくれたゴーヤチャンプルーのレシピで、豚肉やベーコンだけでなく鰹節を入れるのがポイント。そうすることで更にコクが出て、実に美味しく感じられます。
 ごちそうさまでした。ゴーヤに感謝です。もうキュウリ栽培はやめて、また来年もゴーヤを栽培しようと思います。

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