カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 急な海外旅行で、夜行便で早朝成田に到着し、昼過ぎに帰郷される奥様を出迎えに松本駅へ。
ホームでスーツケースを受け取り、遅めの昼食は、「一週間振りの日本だから・・・」ということで、またまた『そば処 井川城』へ。
私メは、いつもの十割一枚と二八を二枚(一人前)。奥様は夜行便且つ時差ボケか、いつもの三種盛りではなく、大名と十割の二種盛りとのこと。

 二八はこの時期になっても香りや喉越しも良く、いつも通りに十割以上に腰もあって「やっぱり、旨いなぁ・・・!」。そしていつもの様に、最後にデザートでサービスの「そば大福」を(奥様が)頂きました。餡を包んだ皮の表面に黒っぽい粒粒が見えます。
「あれっ、何か変わりました?」
「粉が、粗挽き粉なんです」

 帰りがけ、ご主人が「今日の二八はどうでした?」
「えっ?いつもの様に美味しかったですけど・・・」
「玄蕎麦は一緒なんですが、十割だけじゃなくて、二八も自家製粉に代えてみたんです。粗挽きなので、少しザラザラした感じがしたと思いますし、蕎麦に使えない最後の“捨て粉”を大福に使ってます。」
「あっ、それで・・・」

 でも、二八はいつも同様に美味しくて、その違いが良く分かりませんでした。     蕎麦好きとしては、もっと(食べる)修行をしないといけませんね。
(ということで、違いが分からず、この時は写真も撮りませんでしたが、その後またすぐに、帰省してきた娘たちと伺う機会がありましたので、早速撮影しました)