カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 何年か前に長女がお掃除ロボットのルンバを購入し、その良さを絶賛するものですから、我が家の奥様も「私も買おうかな?」とずっと言っていました(都度、私メは聞こえぬ振りをしていました)。
長女夫婦は共働きですし、お互い出張や仕事で休日出勤する時もあるので、そういう家庭なら家事の助けになるお掃除ロボットは大いに賛成ですが、我が家の場合は・・・(毛が抜けて大変だったチロルも居なくなっちゃいましたし)。

 先日、最新モデル(880)ではありませんが、一世代前のモデル(780)が通販で4万円以下(付属品がサービスされますが、消費税と送料込では45000円弱)とのチラシと新聞への全面広告があり、遂に奥さまが、
 「これ、買っちゃおうかな・・・?」。
 「でも、ナナに攻撃されてすぐに壊れちゃうじゃないの?」
・・・と一応異を唱えると、
 「今なんて、お掃除しているルンバに乗ってる“ルンバ犬”がYouTubeに一杯 投稿されてるくらいだから大丈夫よ!」
 「はぁ、左様ですか・・・?」
・・・ということで、早速ご注文と相成りました。

 マニュアルと睨めっこの後、使われ始めた奥さま。
一階のリビングダイニング、二階ファミリーコーナーと寝室。ルンバは思った以上に大きいのですが、設定に沿って掃除を進めて行きます。ナナにもルンバ犬デビューを期待したのですが、ソファーに載っているので身の危険も感じないためか、“我関せず”とあまり興味は無さそうなご様子。
コーナーやソファーにぶつかりながら、自分で境界を認識し向きを変えて掃除を進めるのですが、一階はともかく、二階で掃除をしていると、ルンバがガツン、ゴツンと壁やソファーにぶつかる音が聞こえてきます。
 「ちょっと、大丈夫?見ておいでよ!」
 「ぶつかりながら、自分で位置を確認しているので大丈夫だってば!」
良く知らない私メは気が気ではありません。
しかし、ぶつかりながらも一生懸命働いているルンバ君が実に健気で、何だか可哀想に感じるのは私メだけなのでしょうか?

 どうやら、ルンバを使いこなすには、マネジメント能力に長けた人(ご主人を自由に顎で指図して仕事をさせたり、少々危なっかしくても部下に任せ切れる人)でないと無理だと悟った次第。
私メは、ヒヤヒヤして見ているくらいなら自分でやった方が楽だと思うタイプなので、ルンバを使いこなすのは無理でしょう。
そうしたタイプの方(奥さま方?)には、ルンバは大いにお薦めだと思います(ハイ)。
【追記】
先日などは、午前中の来客とのことで、出勤前から活動を開始し、ルンバ君に「邪魔だから、早く会社へ行って!」とばかりに追い立てられてしまいました・・・トホホ。
そこで、「サラリーマン川柳」風に一句・・・、
『 “粗大ゴミ” ルンバにまでも 邪魔にされ 』(オソマツ)