カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 植え替えでリンゴの無い我が家を気遣って、奥さまのご友人からリンゴのお裾分け。時期的に少しぼけ始めていたので、「さて、どうしようか?」
捨てるのも申し訳なく、料理に使うことにしました。
最近、タイカリー三昧でしたので、ここは久し振りに日本的なカレーを作ることにして、その中に“♪リンゴとハチミツ”ではありませんが、甘口で年寄でも食べられる筈ですので、すりおろしリンゴとして加えることに。

 奥さまが上京して不在の日。会社からの帰りに食材を買って帰宅し、奥さまが“罪滅ぼし”で用意して行ってくれたおでんで夕食を済ませた後、調理開始です。
 鶏モモ肉と手羽元に、何となく(チキンカレーには合いそうな気がして)ヨーグルトも買って、タマネギ、ニンジンなどの家に常備の野菜と、同じく買い置きのカレールーを使ってチキンカレー(今回はカリーではありません)にしました。先ずモモ肉の鶏皮だけを炒めて(ナナ用に)取り出し、その油を使って野菜と鶏肉を炒めます。水の代わりに(何となく)トマトジュースを投入。リンゴは小さかったので2個すりおろし。スーパーの売り場にあったプレーンのヨーグルトが大き過ぎたので小さな容器にしたのですが、プレーンが無く「低糖」との表示。うーん、リンゴも入るので甘過ぎるかも・・・。ま、イイかぁ~(と男の厨房のイイ加減なところです)。最後に家にあったカレーのルーを入れて、弱火で暫く煮込んで、一旦完成。

一昼夜鍋にそのまま置いて味が馴染んであろうことから、翌日の夕食へ。さて如何に・・・?
「うう、マズっ!」というか、甘過ぎ・・・でした。やっぱり、リンゴに加え、更に(低糖とはいえ糖分の入った)ヨーグルトでは多過ぎたようです。しかも、トマトジュースとヨーグルトのコンビネーション故か、何となく色もオレンジというよりもピンクっぽくて視覚的にも美味しそうに見えません。一応、食べられはしましたが(何となく甘めのハヤシライスに似た味わい)、さてどうしよう・・・?
奥さまがお帰りになるまでに、何とか(食べられるように)しておかなくては・・・!
 そこで、翌日の会社帰りに近所のスーパーで物色すると、固形のカレールーがたくさん並んでいた棚に、昔懐かしい?赤い缶のSBのカレーの粉末を発見。そこで、一番小さな缶を購入し、味を調節してみることにしました。
二日間にわたり、少しずつカレー粉を加えて、焦げ付かないように弱火で時々かき混ぜながら煮込んでみました。その結果、残念ながら甘味は消えないものの、色と味は結構カレーっぽくなってきました(かき混ぜすぎて、鶏肉が崩れてしまいましたが)。フム、これならイイかも・・・。(写真のカレーは改良後です)
ところが、奥さまからはダメ出しで、カレーパウダーには塩分が入っていないので塩気が足りないとのこと。ご自分で(醤油で!)調整されて、ある夜の食卓に上りました・・・トホホ。