カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 梅雨明け後、松本でも連日30℃超えの暑さが続いています。時には、猛暑日となることも。皆さま、暑中お見舞い申しあげます・・・(蝉時雨ではなく、本物の夕立が欲しいですね)。
家に帰ってから寝るまでの間、「暑い、暑い!」としか言わない私メに、「他に言うこと無いの?」と奥さま。どうやら、吾輩の“夏の辞書”には「暑い」という単語以外は見当たらないようです(一応、「暑い!」、「あっちぃ!」、「暑っ!」という語尾変化はありますが・・・)。

 松本へ来られた観光客の方が、
「信州は涼しいかと思ったのに、こんなに暑いなんて・・・」
そのお気持ち、良~く分ります。でも、気温は高くても、内陸で湿度が低い分、木陰や日陰に入ると、コンクリートジャングルの都会よりはマシかも・・・と思えるのではないでしょうか。とは言うものの、35℃を超えると、さすがに暑い・・・。

 そんな時は、是非早朝の散歩をお薦めします。
松本は(信州は)標高も高く(市役所が592mなので、隣接する松本城も同じ。これは高尾山の山頂とほぼ同じ高さです)、内陸部で日較差が大きい(これが、果物の糖度を増す要因です)ので、日中30℃を超える日も朝晩は20度ちょっと(このところの最低気温は22℃)と、かなり涼しくなります。この時期、5時半頃には太陽が顔を出しますので、直射日光を浴びると気温以上に暑く感じますが、それまでは大変涼しく、過ごし易いと思います。
今は5時前にはもう明るくなっていますので、街中でも、また郊外の里山でも、ゆっくりと歩くと(街中だと湧水の井戸もあります)、夏の松本(信州)の良さが感じられるのではないかと思います。
そして、もし運良くモルゲンロートに染まる北アルプスの峰々が望めたら、雲の掛かり易いこの夏の時期としては、“三文以上の得”になること間違いありません・・・(多分)。

 この時期、松本に泊まられたら、涼しい早朝の散歩がお薦めです。
さて、「ナナ、涼しい内に散歩行くヨー!」
では、皆さまもくれぐれもご自愛ください・・・。