カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 定年後、定期的収入が無くなり年金生活者の身。そこで奥様から、
 「どのくらい節約出来るのか、先ずはやってみよう!」
とのご託宣。我々の世代の年金は65歳からの満額支給となるため、それまでをどう生活するかが課題となります。
既に奥さまは保険等は見直しており、前年度所得に掛かる住民税や健康保険料など個人ではどうしようもない支出もありますので、必然的に節約可能な項目は、基本的に嗜好品等を含めた生活費がその対象となります。
と、主題とは関係無い前置きが長くなりましたが、その前提で、習い事等で不在がちな奥さまに変わり、家に居る時間が長い私メが、家にある食材を使って出来るだけお金を掛けぬ節約レシピに挑戦です。

 お友達から頂き物の野菜(ジャガイモ、ナス、玉ねぎ、ピーマンなど。勿論、きちんとお礼にお返しをしていますので、厳密にはコストゼロではありませんが有難いことです)がたくさんありましたので、これらを使った節約レシピ。
これまでも、米国留学前に帰省してきた長女とスーパーに買い物に行った時に「久し振りにこれ食べたい」と言って買ったシャウエッセン(他社製品に比べ高目でも、確かにこの皮のパリパリとした食感は美味)と頂いた新ジャガやニンジン、玉ねぎを使ってのポトフは製作済み。但し、奥さまはスープに融けた市販のソーセージ等の加工肉に含まれる添加物が(その毒性よりも)味がお好きではないとのこと。そこで今回は、代わりにベーコンブロックを購入してオリーブオイルで炒めてから、「捨てるのも勿体ないから」と一緒に頂いた新ジャガの子芋をたくさん使って調理。まだまだジャガイモがたくさんあります。そこで、次に韓国料理の定番チヂミに挑戦。良く食べに行く近くの韓国料理店「やんちゃ坊」での我が家の定番は「海鮮チヂミ」ですが、ネットで「ジャガイモ大量消費レシピ」で検索した結果、Cock Doにあったジャガイモと玉ねぎで作る「じゃがいもチヂミ」に決定した次第。
レシピに従い、ジャガイモを擦りおろして(硬いので、結構力が要りました)キッチンペーパーで水気を切り、スライスした玉ねぎに上新粉(米粉)をしっかりと混ぜて下拵えは終了。あとはフライパンで焼くだけ。お子さんや若者向けには、焼く時にとろけるチーズを挟んだり、ごま油で焼いたりした方が好まれるかもしれませんが、我々の様な年配者には却って“もたれる”ので、レシピ通りに油もサラダ油で。タレは手抜きで、ポン酢にラー油を混ぜて作成。油跳ねが苦手な私メ故、焼くのは奥さまにバトンタッチ。

 結果は、(コスパを含めて)高評価でありました。
片栗粉や薄力粉ではなく、上新粉(家内曰く、仏壇のお供えにするお団子用に購入したそうですが、他の使い道が無かった由)を使うのがポイントのようで、もちもちした食感。手許にあればニラでも良いのでしょうが、玉ねぎでも十分アクセントになっています。ただ些か水気を搾り過ぎて焼き上がりが少し固めでしたので、もう少し水分を残した方が良かったようです。勿論韓国料理店には敵いませんが、安価且つ簡単調理で少し目先の変わった料理が出来ました。また、作ろうっと・・・。