カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 金時登山は早朝7時頃から登り始め、昼前にはバスでホテルに戻りました。
翌日は天気が悪そうだったので、この日はせっかく晴れたことから、当初は翌日予定していたのですが、午後に登山鉄道からケーブルカーとロープウェイを乗り継いで芦ノ湖まで行ってみることにしました。
小田急線の小田原往復分はチケットを頂いていたので、二日目から最終日の4日目までの3日間有効の小田原から先の箱根フリーパスを新宿で購入してありますので、登山鉄道からバスも含めて芦ノ湖の遊覧船(海賊船)まで、箱根の小田急グループの交通機関は全て乗り放題です。因みに同ルートだと、二日間のフリーパスが4000円、三日間は4500円です。
小田急の箱根フリーパスは二日間と三日間のパスだけで、一日券はありません。そこで、初日は箱根湯本から宿泊先の仙石原までの移動だけだったので、翌日から最終日まで3日間のパスにしましたが、箱根湯本から仙石原まではバス一本ですが、30分足らずで750円前後だったでしょうか。箱根は交通費も結構高いので、絶対にフリーパスがお薦めだと思いました。小田急以外の交通機関は使えませんが、箱根エリアは小田急系で全てカバーしていますし、美術館などの観光施設の中にも、提携していて割引されるところがかなりありました。

 ホテルのある仙石原の「ガラスの森」エリアからは芦ノ湖へは、先ず宮ノ下までバスで下りて箱根湯本から登って来る登山鉄道に乗り換え。登山鉄道終点の強羅駅でケーブルカーに乗り、早雲山で今度はロープウェイに乗って大涌谷へ。ここで更にロープウェイを乗り替え、芦ノ湖畔の桃源台へ下ります。そこから海賊船で元箱根まで行き(往復も可)、帰りはバスでホテルに戻ります。この間、交通費は全てフリーパスに含まれています(箱根には西武系のバスも走っていますが、小田急G以外は対象外)。
平日ですが結構観光客が多く、とりわけ中国や欧米からのインバウンドの外国人観光客が目立ちます。都心から近く、日本のシンボル富士山を望める箱根は、外国からの観光客にとって人気の観光地なのでしょう。
強羅からのケーブルカーは満員。早雲山でロープウェイに乗り継ぎます。途中、今朝登った金時山が望め、当初呼ばれた猪鼻山という名の通り、鼻の様に突き出ていて最後の急登を納得させてくれる山容でした。前方の視界が急に開け、眼下にもうもうと噴煙を上げる荒々しい火山地形の谷が見えました。大涌谷です。思わず、歓声が上がります。
ロープウェイを降り、一旦外に出て展望台から噴煙を上げる谷を眺めます。時間が余りないので、名物の“黒たまご”を買いに行くのは諦め、桃源台へのロープウェイに乗り継ぎます。右手に富士山が望めましたが、金時山から眺めた富士には敵いません。それに、午後になって少し雲が掛かって来たようです。
桃源台に到着し、すぐに芦ノ湖遊覧の海賊船に乗船。景色が良いだろうと3階の甲板に出てみましたが、寒いこと。湖畔の九頭竜神社と箱根神社の赤い鳥居を認めた後、湖上の寒さに負けて船室内へ。
箱根駅伝の往路ゴール地点でもある箱根町港で降り(私設の「駅伝ミュージアム」もありました)、そこからバスで元箱根へ。そこから湖畔を歩いて箱根神社へ向かいました。箱根駅伝の往路ゴール近くの鳥居が思い出されますが、その箱根神社は源頼朝を始め武家の武運長久の信仰を集めたパワースポットで、境内には縁結びの九頭竜神社の新宮もあって人気を集めているのだそうです。
我々も、子供たちの心願成就と良縁をお祈りしました。
 帰路は、元箱根からバスで強羅駅まで行き、そこから観光施設巡りバスに乗り換えてガラスの森美術館で下車し、ホテルに戻りました。
朝からの金時山登山、午後の芦ノ湖と結構疲れましたので、ホテルでゆっくりと温泉につかってその日の疲れを癒すことが出来ました。

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