カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 先日、奥様が娘のところに上京した際に、いつもの「美登里寿司 活」ではなく、娘のお薦めで「金沢まいもん寿司」に二人で行ったのだとか。
「まいもん寿司」や「活」は、首都圏で人気の所謂高級回転寿司。同様の「根室花まる」へは札幌で行ったのですが、特に地元北海道産のネタをあまり食べなかったせいか、我々の評価は「活」の方が上でした。
今回、二人はいつもとと同じようなネタを食べたそうで、その日のネタや個人の好みにも因るのかもしれませんが、家内曰く「活」の方が良いとのこと。値段も「まいもん寿司」は「活」の倍以上だったとか。
 「ふ~ん、サイですか・・・」
と気乗りしない(実際・・・)私メの返答に、
 「・・・じゃあ、お寿司でも食べに行く?」
 「行く、行っくー!」(と間髪入れず)

 以前は、ふんわりと握ってくれる大将(嘗ての松本の名店「寿司和」におられたのだとか)がカウンターにいたので、専ら「おおたき総本店」に食べに行っていました。しかし、王滝グループが和食だけではなく中華や蕎麦チェーンにまで業態を拡げる中で、お好みでの握りは非効率なのか、セットメニューが中心になり、握りのネタの数を半分以下に減らして炙りモノは皆無になってしまい、以降足が遠のきました。
松本で食べログ的に一番人気のF寿司にも行ってみましたが、感動せず(自家製の卵は美味しかったのですが)。全国チェーンの回転寿司も幾つか試しても、安かろうで値段には感心しても結局はそれなり。イオンモール松本にも“一番近い日本海”を謳い文句に新潟が本拠という寿司店が開店して期待したのですが、やはりセットメニュー中心で握りネタの種類が少なく、ナント光り物は〆サバだけ・・・「あり得ない!」(本場の信州で蕎麦をメニューに加えるくらいだったら、むしろネタの種類を増やすべきでは!?)と入店する気も起らず。
そのため、暫くは上京した時に行く「美登里寿司 活」が唯一の楽しみになっていました。
しかしどうしてもお寿司を食べたくなって、上田の事業所に通っていた時にメンバーから回転寿司の「氷見きときと寿司」を薦められたのを思い出したので松本にも店舗があることから行ってみたのですが、光り物の鮮度も良くて炙りモノもちゃんとあったので感激し、以降松本では「氷見きときと寿司」へ行くようになりました。
 我々にとって曜日は関係ないので週末ではなく平日とかに行くと、時間が早いこともあるのか、お客さんが我々ともう一組だけというような日もあったので、もし「きときと寿司」が松本から撤退するようなことになったらどうしようと些か心配していました。
今回は、たまたま週末の夕刻。食料品の買い出しの後行ってみると、まだ6時前だったのですが、既に家族連れで大賑わい。テーブル席は満席で小上がりしか空いていませんでした。
いつものようにイワシが旨!と3皿も食べてしまいました。この日のヒラメは柔らかめでガッカリした奥様。珍しく頼んだカワハギがコリコリして美味しかったとか。一方コハダはシンコとまでは言いませんが小振りで、アジもイマイチでしたが〆サバは美味でした。また富山らしく、白エビの天ぷらも美味しかったです。この日も二人で20皿は食べたでしょうか。
(写真は、イワシ、アジ、〆サバの光り物三種でこの日の光り物を見極め、この日はイマイチだったヒラメとイワシ、そして三皿目のイワシ、脂が乗って美味でした)
 「お酒が高いんだよねぇ~・・・」
と、ブツブツ言いながら支払いを済ませた奥様。
ネタの鮮度は回転率に依りますので都会の「活」には敵わないにしても、「きときと寿司」も富山湾に面した氷見の本店に行けば、正に“きときと”な筈。ただ、我々はいつもと同じようなネタと量を食べたのですが、コスパ的にもきときと寿司」は「活」の1.5倍で「活」の方がむしろ安いのだとか。ナルホドなぁ・・・。それも回転効率なのでしょうか・・。
我々が食べ終わって帰る頃には順番待ちの方々が何組もおられたので、これなら撤退はせずに松本店は大丈夫かと一安心。
ネタの鮮度とコスパ的満足感は「活」の方が上でも、山国信州でこれだけ食べられたら個人的には納得、満足、そして満腹の「氷見きときと寿司」。
 「ご馳走さまでした!」

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