カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 少し前の話題になりますが、4月19日の日曜日、この日は自宅からずっと徒歩で、今シーズンの“最後の桜”を愛でながら、城山からアルプス公園までの城山遊歩道をトレッキングの練習も兼ねて歩くことにしました。
その一週間前に行った時は2分~3分咲き程度だったアルプス公園の桜も、松本の市街地では最後の満開となっている筈ですから・・・。

 我が家から城山の登り口まではずっと下ります。城山という呼び名は、元々は信濃守護・小笠原氏に仕えた犬甘氏の居城だった場所に由来。
この城山公園は、天保14年(1843)に松本藩主戸田光庸(みつつね)が桜や楓を植樹し、一般庶民にも開放したのが始まりで、明治8年(1875)には日本で初めての太政官布達公園の1つとなったそうです。
城山は、地図上で標高743mと表記される鳥居山の先端の尾根。そこから芥子坊主山(891・5m)に至る途中の尾根筋に拡がるアルプス公園の最高地点が774.9mとのことですので、城山公園の標高は700mちょっとでしょうか。
 桜500本という城山公園は、昔から松本市内で一番の花見の名所だったのですが、小さな家族連れやワンコの散歩以外は、花見シーズンとしてはさすがに閑散としていました。既に散り始めていましたが、このところの寒の戻りか、予想以上まだ花が残っていました。広い芝生広場の周りは桜並木で、桜吹雪の花のトンネルになっていました。公園の外れにある駐車場の奥からアルプス公園まで1㎞の遊歩道があり、城山からはずっと上りの道で良い訓練になります。我々同様ウォーキングの人たちや、中にはトレイルランのトレーニングか走って下って来る人も何人か。
ゆっくり歩いても20分程でアルプス公園へ。1週間経って、満開を過ぎて既に散り始めていました。
 今年は、松本だけでなく、日本全国どこの桜も愛でる人も少なく寂しい桜シーズンでしたが、来年は今年の分も合わせてきっとたくさんの人が桜の花を愛でていることでしょう。

 全国の桜花よ、来年はもっと咲け!思う存分に今年の分まで咲き誇れ!

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