カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 箱根三日目。箱根エリアの中で、ワンコ連れで行けるスポットへ。
調べてみると、例えば芦ノ湖の遊覧船や湖畔の成川美術館、広大なドッグランがあるという芦ノ湖パノラマパーク、ロープウェイ、箱根関所と恩賜公園など幾つか(キャリーバックに入れてという所も含め)犬連れOKというスポットが見つかりました。しかし、前回来た時に登山鉄道に乗り、終点の強羅からケーブルカーとロープウェイで大涌谷と芦ノ湖畔に行って、元箱根までの遊覧船(海賊船)にも乗ってと、ある程度観光で体験済み。それに、ワンコたちが船やロープウェイに乗りたいかも分かりませんし・・・。
そこで、今回は犬連れでのお薦めスポットの中から、箱根強羅公園に行ってみることにしました。
仙石原から強羅へは、昨日の国道138号線で行くルートがメインかもしれませんが、最後くねくねした狭い道路を通るとのこと。そこで、反対側のポーラ美術館前を通る「ひめしゃら林道」と呼ばれる道(県道733号線)を行くことにしました。前回、周遊バスでポーラ美術館に行った時や強羅から仙石原に戻る時もこの道だったように思います。アップダウンやカーブがあったり狭い箇所もあったりしますが、バスが通る道ですので問題ありません。却って国道よりも交通量が少ないのでノンビリ走れます。距離にして5㎞、10分足らずでした。

 登山電車の終点でもあり、ここからはケーブルカーで大涌谷へのロープウェイのある早雲山への中継点でもある強羅。その交通網が示す通り、強羅は急傾斜の斜面にホテルや美術館などの施設が立ち並んでいて、公園はその強羅の中心にあります。
パンフレットによれば、『箱根強羅公園は、100年以上前の大正3年(1914年)に開園したフランス式整型庭園です。噴水池を中心に左右対称に造園された設計は、当時の造園の第一人者・一色七五郎によるもので、大小の岩石を園内いたる所に配置したころから“東洋のロックガーデン”とも呼ばれてきました。』とのこと。また、『140品種、1000株のバラが春と秋に見ごろの迎えるローズガーデン、色鮮やかな南国の花を観賞できるブーゲンビレア館トロピカルムード満点の熱帯植物館・熱帯ハーブ館などがあり、園内はリード着用でワンちゃんと散歩が楽しめる。』そうですが、そのローズガーデンは少し見頃の時期を過ぎてはいましたが確かに見事でした。
園内は急坂とのことでしたので、ドッグバギーは持って行かなかったのですが正解。園内は迂回路も階段が多く、車椅子や赤ちゃん連れのベビーカーも無理でした(実際、パンフにはその旨記載されていました)。
 丸い噴水池とその上部には公園のシンボルツリーと思われる大きなヒマラヤスギ。そして、背後には噴煙が上がる大涌谷が借景となって望めます。そして、公園の最上部のローズガーデンにはガゼボ(パンフレットには音楽堂と記載)があってそこで一休み。逆にここからは、強羅の街の向こうに前回登った金時山など屏風の様な外輪山が見て取れます。
 先に行った家内が、同じくワンコ連れの先客のご夫婦と何やら犬談義。我々よりも少し年配で3匹のワンコ連れのご夫婦。お連れの3匹は、トイプーにパピヨン、そしてマルチーズかと思ったのはマルチーズとポメのミックスとか。しかも、ペットショップで引き取り手がなく売れ残っていたワンコを、最後悩んだ末に購入したのだとか。お互いのワンコたちの身上話に涙、涙・・・。それにしても、犬連れでの行先は限られるようです。私メも後から加わって、お互い犬連れ同士での愛犬の“あるある”エピソードに花が咲きました。箱根だけではなく、軽井沢にも犬連れでちょくちょく行かれる由。もしまたご縁があれば、次は軽井沢での再会を祈念してお別れしました。

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