カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 先月上旬のことですが、週末のウォーキングでまた城山公園経由で「城山遊歩道」を往復する“城山トレイル”へ。

いつもは公園を横切って直接「城山遊歩道」の登り口へ直行するのですが、今回公園の芝生の広場を歩いていると上部の方に石碑が建っていて、そこには「標高六百六拾五.七米」という風に漢字で城山の標高が彫られていました。
“山の民”或いは“山岳民族”信州人(第1771話)の一員として、私メもご多分に漏れず登山やウォーキング、周囲の山の紹介などで度々その場所の標高をご紹介しているのですが、里山を含めた山と違って、城山公園やアルプス公園などは市のH/Pにも標高の記載が無かったりするため、YAMAPなどでのトレッキング記事などを色々検索して漸く見つかるという場所も少なくは無いのですが、良く“自分の足”で探してみれば、“灯台下暗し”で「ナンダ、現場にはちゃんと標高を記した標識が有ったんじゃないか!」と感激した次第です。
この日も快晴で、すっかり葉が落ちたナラやコナラの林の中を登り、鳥居山の東屋で北アルプスの峰々を眺めてから、またその遊歩道を戻ります。
途中、我々の様に往復この遊歩道を歩かれている方や、またまさにトレイルランで走っている若者もおられ、この城山遊歩道が市街地から近い(自宅が遠くても、車で来られて城山公園やアルプス公園の駐車場からすぐ)ので、手軽な“ミニ・トレッキング”コースとして市民に人気で親しまれているのが良く分かります。
 「さすが、信州には公園にも標高を示す標識がちゃんとあったんだ!」
と“山の民”なりに感心(自己満足?)した次第。

 ところが、先日久し振りに上京して麻布台にある長女のマンションに停めてもらい、翌朝周囲の確認がてら一人で朝のウォーキングをしたのですが、その時に「港区立麻布台小学校」の前の歩道を歩いていると、正門横に「海抜27.9m」と刻印されたパネルが填められていました。海に近い所は、「海抜ゼロメートル地帯」と云う様に、高波や津波のリスクなどに備えるためにも、海からの高さということをより意識した方が良いのでしょう。
因みにこの場所を含む港区麻布台一丁は、御三家である旧紀州藩徳川家の江戸屋敷跡だったそうですが、それにしても東京の港区の歴史ある公立小学校もちゃんと海抜と言う表記ですが、ちゃんと海からの高さ(=標高:注)を明示しているではありませんか!
 「ナンダ、東京の小学校にだってちゃんと標高が表示されてんじゃん!」
TVではまるで長野県の学校だけが標高を表示しているかの様に印象付けていましたが、実際は決して長野県の学校だけではない(麻布台小学校は海抜表示でしたが)のではないでしょうか・・・。
東京の、しかも御三家の江戸屋敷があったと場所だという一等地であろう港区麻布台を歩きながら、そんなことを思った次第です。
【注記】
国土地理院のH/Pなどに依ると、
『標高とは、東京湾の平均海面を0mとし、そこから測って土地の高さを表し、海抜は、近隣の海面を0mとして、そこからの高さを測ったもの。
従って、海抜と標高の違いは、基準となる海面が東京湾か近隣の海か、ということ。しかし、同じ場所にも係わらず、海抜と標高で違う数字が表記されていると混乱してしまうため、離島など一部の地域を除いて、標高も海抜も東京湾を基準にしている。標高は山など土地の高さを表す時に用いられ、海抜は津波などの災害対策に主に活用されるため、海に近い地域の方は海抜表記の方が目にする機会が多い。』
とのこと。