カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 二人目の孫娘の横浜でのお宮参りに合わせて、港区の長女のマンションに数日間泊まらせて貰いました。その滞在中の都内での見聞録の幾つか・・・。

 11月24日という、麻布台ヒルズのオープンを一ヶ月後に控えた10月末。
ヒルズ内を通る新しい桜麻道路などは既に7月24日に開通しているのですが、散歩がてら今回も少し歩いてみました。
前回来た7月末は、三井住友建設の設計ミスでのやり直しに因る建設遅れで、未だ下層階の建設中だった残る1棟のを除き、他の二棟は既に建設工事が終了して内装工事に移っていましたし、麻布台ヒルズの特徴であろうガーデンテラスの建設工事も終了して、“森を創る”が如く植栽工事の真っ最中でした。

そのタワーレジデンスBは相変わらず下層階が建設工事中で、まだまだ時間が掛かりそうですが、数か月ぶりに今回ヒルズ内の道路を歩いてみて感じたのは、夏の時期に行われていた植栽工事の木々がすっかり根付いて、随分林らしくなってきていること。そして、それと同時にその植栽スペースに人工的に植えられたのではない雑草が至る所に蔓延っていたこと・・・でした。
これではせっかくの植栽も些かイメージダウンになってしまいます。しかし、これだけ広大な、しかも場所によっては4階の高さまで急勾配のスロープで人工的にアップダウンが付けられており、そうした場所では命綱を付けての作業になることから、この延びた雑草駆除一つとっても大仕事!・・・です。
以前、たった17坪の我が家の芝生ガーデンの雑草取りにも苦労した自分たちとしては、麻布台ヒルズのシンボル的なガーデンスペースをキチンとその美観を維持するためには、定期的にとてつもないコストと労力が必要となるだろうことは想像に難くありません。
勿論、11月24日までには改めてキチンと植栽対応が行われて、見事な状況でオープンの日を迎えることは間違いないでしょう。
しかし、そのコストは当然のことながら入居テナントの管理費にも反映されているであろうとはいえ、この人手不足の時代に必要な労働力を今後もちゃんと定期的に確保出来るのだろうか?と、華やかなオープニングの裏側でずっと維持していくことの途方も無い大変さに、ヒト事ながら些か心配になりました。
 因みに、そんな麻布台ヒルズが11月24日の正式オープンを二日後に控えた11月22日。長期に亘った建設工事中の騒音などで迷惑を掛けたこととオープン後の混雑へのお詫びということで、森ビルが周辺住民のご近所さん方だけを招待して、内覧会を開催するとのこと。招待を受けた長女に誘われて、奥さまも喜び勇んで一緒に参加して、“田舎のネズミ”も“都会のネズミ”のフリをしつつ大いに満足されたようです。
 「そりゃ、何より・・・」。
ただ、娘が他の店舗ではいつも売り切れで「内覧会の今日なら買えそう!」と期待していたエシレバターが、都会のフリをした“田舎のネズミ”が展望フロアなどでウロウロ、キョロキョロしていて時間が掛かり、結局お目当ての品は売り切れで買えなかった由(という母娘の会話が、せいぜい雪印と四葉くらいしか知らない私メにとっては何のことやらチンプンカンプンでしたが・・・)。
 「そりゃ、申し訳なかったネ・・・。」
【追記】

後日、家内が横浜の次女の所から東京に回り、エシレの大行列に並んでお目当ての商品を無事購入し、オフィスに出勤中で不在の長女のマンションに立ち寄ってそれを置いて来たとか。
勿論、当然ながら自分の分もしっかり買った上で・・・。