カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
清掃ボランティア「源智の井戸を守り隊」の発足当時からのメンバーで、地元の地区にお住いの市会議員の方のお口添えもあり、小池町の「徳武の井戸」でも知られる「徳武竹材店」さんから、青竹で編まれた高級竹スダレを二面寄贈いただきました。



本当にビックリする程見た目も立派で、大変高価なスダレであることが素人でも一目で分かります。
ただしっかり編み込まれているためかなり重量もあり、その重みにちゃんと耐えられる様に工夫して井戸の東屋に掛けたいと思いますし、屋外で使うので防カビと防腐対策を施した上で、更にそんな高級スダレであれば念のための盗難対策もした方が良いとも思います。

それは250cmの黒竹を探すためでした。というのも、八角形の玄智の井戸の8ヶ所ある水口の中で、水路のために敷石が切ってある所に在る水口が大きなペットボトル用には一番汲み易いのですが、日差しが差し込まぬ様に掛けてある東側のスダレが、少し巻き上げてはあるものの、その頭上にスダレがあるために邪魔になるのか、乱暴に扱われて何度か巻き上げ機が壊れたり外れたりして、その都度直しているのです。


そこで、前回の清掃時にメンバーのお一人から、井桁の真上にスダレが来れば水汲みの邪魔にはならないので、もう少し内側にスダレを移したらどうかとのアドバイスがあり、「ナルホド、それはGood Idea!」と納得。そこで計測してみると梁と梁の間が255㎝あるので、その間に角材か棒を渡してそこにスダレを吊るすことにしました。
東屋が黒塗りなので、ホームセンターで黒竹を探したのですが、1.8m(6尺)のものしかなく(因みに今掛けているスダレも176cmとのことなので、昔からの日本の道具は尺貫法ベースのモノが今でも使われている様です)、それ以上の長さの竹は、普通の青竹(乾燥して黄色になったモノ)しかありませんでした。プラスチック製の240㎝のイボ竹はあったのですが、文化財の井戸に使うにはそれだと余りに安っぽくて風情がありません。
そこで、今回専門店の「徳武竹材店」さんに伺う機会を頂けたので、竹材を扱っておられる専門店なら長い黒竹があるのではと考えた次第です。
しかし廃業されたとのことで、「昔は色々あったんですが・・・」と見せて頂いた残った在庫の中にあったのは200cmの黒竹でした。
「同じ黒竹が松本城でも使われているので、品質はとても良いモノです。」
そこで思案の結果、先端の細い方を根元の方に太い部分にちょうど差し込むことが出来る黒竹を探して、その2本を補助金で購入させていただきました。
その上で差し込んで結合し、240cmの長さで切断。
東屋の屋根は垂木で汲んであるので、ちょうど井桁の端の真上の位置の梁の部分で、東屋の屋根裏の垂木と垂木の間の5cmちょっとの巾の間にナントか黒竹を渡して、S字フックでスダレを掛け替えて、ちょうど上手く井桁の端に来る様にしました。そうすれば確かに縦に176㎝まで一杯下げても水汲みの邪魔にはならないですし、光合成の抑制効果も上がるのでまさに一石二鳥でした。当座はこれで対応したいと思います。


今回「徳武竹材店」さんから寄贈頂いた、高級竹スダレ。
ご厚意を決して無にすることの無いよう、また利用者や地元の方々にも500年の歴史のある“地元の宝”である「源智の井戸」の“風情”として親しんで頂けるよう、重さで落ちたりせぬ様に耐荷重などの安全面や防カビ防腐対策、そして念のため万が一の盗難対策もしっかりとふまえながら、一番良い方法をメンバー皆でこれから考えたいと思います。
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