カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 前話でご紹介した、メリタにコーヒーメーカーのステンレスポットの修理依頼をしていた期間中の、我が家での朝のコーヒーの話題です。
そこはやはりインスタントではなく、ちゃんとしたドリップコーヒーが飲みたい。かといって市販のドリップバッグタイプは、旅行中ならともかく自宅で飲もうという気には今一つなりません。
ということで戸棚の奥から取り出したのは、奥さまが2年前にNYの長女の所に行った際に、お土産にとNYで購入して来てくれた「CHEMEX」のコーヒーメーカー(6 Cupタイプ)です。何でも、長女が連れて行ってくれたニューヨーク近代美術館(MoMA)にも、このコーヒーメーカーは“作品”として展示されていたのだとか。
 “ CHEMEX ”と云われても、余程の珈琲通しか分からないでしょうから、H/P等から引用させていただくと・・・、
『ケメックスのコーヒーメーカーは、1940年ドイツ生まれのアメリカの化学者ピーター・シュラムボーム博士によって考案されました。 シュラムボーム博士はベルリンで物理化学の博士号を取得した化学者で、三角フラスコと漏斗を合体させたようなデザインは、以前から実験室に転がっているフラスコをコーヒーメーカーの代用として日常的に使用していたことにヒントを得て制作された、まさに実験室から生まれたコーヒーメーカーです。
博士は化学者として持っていた知識を総動員させ、実験室にあったガラスの漏斗やフラスコを丹念に調べ上げ、そこに「注ぎ口」や「空気の通り道」を付け加えていきました。こうして修正したガラスの漏斗やフラスコを融合させ、一体型のガラスとし、そこに木の持ち手を加え、これを「CHEMEX」と名付けました。1941年のことでした。』
『ケメックスコーヒーメーカーは機能面だけではなくデザインの分野からも認められ、MoMAの愛称で有名なニューヨーク近代美術館(MoMA)やブルックリン美術館などのパーマネントコレクション(永久展示品)にも認定されています。』
 説明にもある通り、パッと見ての第一印象は、確かに学校の時に理科の実験で使った懐かしいフラスコそのもの・・・と言って良いでしょう。しかもデザインも機能的で確かに美しい・・・。
お土産に貰っていたものの(家内は同じものをコーヒー好きの次女の婿殿にもお土産に買って来て、以来婿殿は毎朝そのCHEMEXでドリップして楽しんでいるとか)、個人的にはハンドドリップは冷めてしまうのと、正直少々面倒臭いのも手伝って、コーヒー豆を挽くのは拘りの手動のミルなのですが、ドリップはメリタのコーヒーメーカーを愛用。片や婿殿は渡米に際し置いて行った長女の使っていたハリオのミルもあげたのですが、その手動のミルではなく挽いた豆を購入しているとか。
しかし今回の緊急事態で、メリタのポットが戻って来るまで、初めてCHEMEXのコーヒーメーカーを使ってハンドドリップでコーヒーを淹れることにしました。

 CHEMEXはコーヒーメーカーだけでなく、ペーパーフィルターも特殊なのです。コーヒーメーカーと一緒に100枚入りのCHEMEXの純正品フィルター(6 Cupタイプ)も奥さまはちゃんと買って来てくれてあります。その特殊なフィルターは、解説に拠れば、
『通常のペーパーフィルターより20〜30%ほど厚手で作られています。雑味や渋みの原因となる余分な酸味や脂肪分をしっかり取り除き、コーヒー本来のクリアで旨味のある味わいを引き出すのが特徴』。
しかも、正方形の紙を二度(開くと “田の字”になる様に)予め折りたたんであり、元の1/4の大きさの正方形の3枚折になっている部分を注ぎ口側にするようにフィルターを開いてセットします。因みに、コーヒーメーカーにはコーヒーを注ぎ易い様に溝が切ってあり、そちらが注ぎ口です。
いつも使っているコーヒーフィルターはカリタの台形。それに対して、CHEMEXのフィルターはハリオと同じ円錐形で、その効果としてはドリップしたコーヒーは一箇所に均一に落ちることになり濃さのムラが起こらないので、全体的にバランスの良い味わいに仕上がりになるとされていますが、CHEMEXの場合は3枚折になっている部分もあって、更に厚みのあるフィルターを使うことで雑味がしっかりと濾過されるため、味もよりすっきりと仕上がり、また油分などもフィルターにかけられるので重さのないさっぱりとした味わいになるとのこと。
 ハンドドリップの際は、先に一旦お湯を注いでフィルターを十分に濡らし、CHEMEXを温めて、注ぎ口からそのお湯を捨てます。その上で挽いたコーヒー豆をフィルターに入れて、先ずは蒸らすためにお湯を注ぎます。
その際は、一人用の小さなタイプですが注ぎ口が細長いドリップケトルも長女が置いて行ってくれてあるので、それだと容量的には300㏄のため、毎朝4杯分のコーヒーをメリタのコーヒーメーカー同様に淹れるために、ケトルでは2回に分けて4杯分600㏄のお湯を注いで抽出しました。
 今回、2年前に貰ったCHEMEXを使ってみての感想。
確かにいつものメリタ―のコーヒーメーカーと比べると、雑味が少ない気がします。家内は雑味が無く美味しいと高評価。
でもハンドドリップで淹れる側からすると、些か面倒臭い。確かにお湯を注ぎ、コーヒー豆がドーム型に盛り上がって来るのを見ているのは面白いのですが、一人分のコーヒーを楽しむならともかく、一度に4杯分を毎朝淹れている側からすると、しかも豆はその場で手動のコーヒーミルでじっくりゆっくり挽くのを楽しんでいるので、更にそこへお湯を注ぐ時間まで楽しむというのは、正直少々面倒臭い気が(私は)しました。どちらを取るかと聞かれれば、私はやはり手動のコーヒーミルでじっくりと豆を挽きたい。
CHEMEXが美味しいのは確かですし、それにデザインも確かに美しい。
しかしながら、“すがすがしい朝”にコーヒーを優雅に飲むのというのには些か無粋な言い方にはなってしまいますが、毎朝のコーヒーフィルターが1枚100円近い金額と言うのは、リタイアした年金生活者としては二の足を踏んでしまいます。それに、メリタだって個人的には十分に美味しく感じます。
 ・・・ということで、我が家では3日間はCHEMEXを使いましたが、交換いただいてメリタの新品のステンレスポットが返送されて来た4日後からは、また元のメリタのコーヒーメーカーに戻った次第です。
そうは言ってもせっかくCHEMEXがあるので“宝の持ち腐れ”にならぬ様に、二人共コーヒー好きでしかもシングルオリジンの豆を愛用している、長女がNYから帰国したり、また横浜から次女の婿殿が来てくれたりした時(但し、朝、孫たちがまだ静かに寝ていてくれたらですが)くらいは、戸棚の奥からまたCHEMEXのコーヒーメーカーを取り出して、チョッピリ優雅にハンドドリップを楽しみたいと思っています。

 12月に購入した二代目のメリタのコーヒーメーカー、ノアプラス。
後継モデルのノアプラスは保温機能のステンレスポットの蓋の部分が改良されました。その際、第2050話でご紹介した通り、

『メリタのコーヒーメーカーは、ノアプラスという製品で2021年に発売されたモデルですので最新ではありませんが現行モデルで、価格帯的に見ると、今まで使っていたメリタの機種の後継モデルの筈。勿論ペーパーフィルター方式で、容量が700mlでカップ2~5杯分。ポットは保温性に優れたステンレス製の真空二重構造。カルキ除去機能はありませんが、新たに蒸らし機能が付いていて、何よりもワンタッチ式の蓋に改善されて液漏れがしにくく、また蓋を分解して内部を掃除することが可能なので、前回の様な蓋の内部にコーヒー滓が詰まることを防げることが一番のポイントです。
今まで10年間使っていたメリタの旧モデルは、ポットは同じステンレス製なので保温性はあったのですが、フィルター部分はプラスチックだったのが、新しいモデルではこちらも外側がステンレス製に変更されています。
最大の改善点の蓋の部分。内部が分解出来て洗えるようになったのが耐久性の面でも一番のポイントかもしれませんが、蓋がこれまでは回して嵌める方式で結構力尽くで締めなければならず、また注ぎ口のゴムのパッキンの装着も何となく調整が微妙で、質実剛健ながら高品質な機能性といったドイツ製品のイメージからすると、10年持ったのですから確かに耐久性はともかくとして、造作は意外に大雑把で“原始的”に感じていたのですが、さすがに今回は10年も経っているので、新モデルはかなり改善されてスマートになっている点が個人的には一番のメリットだと感じています。』
・・・の筈だったのですが、最初からだったかどうか記憶が定かではないのですが、初期の頃から蓋のプラスチック部分とステンレスの結合部分から液漏れがするのです。
 そこで、メリタの「お客様相談室」宛に状況を記載して問い合わせをしたところ、すぐに次の様な回答がありました(写真も撮ったのですが、相談室宛てのメールは文章だけで写真添付は出来ませんでした)。
『ポットからの液だれについて
 ポットには仕様上つなぎ目(溝)がございますが、この溝はポットの内部とは連結しておりません。
 このため、内部のコーヒーが隙間から漏れることは、通常は構造上発生致しません。
 ポットを傾けたときにポット本体を伝って流れたコーヒーや、洗った際のお水がポットの溝に溜まると、
 次にご使用になられたときに、透明の液体やコーヒー色の液体が隙間から漏れてくることがございます。
 ポットを洗浄後に、縦に伏せず、横に寝かせて水を切っていただくことで解消される場合がございます。
 洗浄後、横に寝かせて乾燥後、内部に残った水分を拭き上げてのご使用をお試しくださいませ。
 不具合や劣化により漏れてくることも考えられますが、お問合せのお客様の多くがこちらで解決するケースでございますので、ぜひ一度ご確認ください。
 なお、お取扱説明書にも記載のございます通り、すすぐ際、ポットの外装に水をかけて洗ったり、ポット本体をお水に浸す(洗いタライにつけるなど)は避けていただきます様お願い申し上げます。
 ポットのステンレスとプラスチックの隙間にお水が浸水してしまいますと、上記の症状が出ることがございます。 
■ポット蓋裏のパッキンについて
 ポットの蓋の裏にはパッキンがついておりますが、以下の場合、コーヒーがポット内に適切に入らずに蓋から漏れてくることがございます。
 ・パッキンの表裏が逆になっている
 ・パッキンが装着されていない(紛失している)
 ・パッキンが軸からずれている等、しっかりと装着されていない
 ・パッキンが劣化や食洗器、ハイター、熱湯等の使用で硬化している。
パッキンの装着手順や、ご使用上のご注意点につきましては、付属の取扱説明書にてご確認をお願いいたします。
■ポットの装着について
誠に恐れ入りますが、SKT-55(ノアプラス)は、「ポットを最後に」装着いただくのが正しい手順です。
弊社のコーヒーメーカーは、ポットの蓋が、内部フィルターのしずく漏れ防止弁を押し上げて、弁が開きコーヒーが落ちる仕組みです。
このため、ポットが本体にセット(最初から置いてある)された状態で内部フィルターを装着/粉を入れるなどを行うと、弁の開閉が正しく行われず、ポットを外したときにコーヒーが垂れてくることがございます。
ポットは「内部フィルターをセット、粉をいれた後、最後に」本体にセットしてください。
(作り始める前に、必ず先に一度、本体からポットを外してください。内部フィルターをセットし、ペーパーを敷いて粉をいれた後、一番最後にポットを本体に置いてお試しくださいませ)
なお、ポットは通常、開封直後(購入日から7日以内)の初期不良等を除き、ご購入から1年以内の場合でもメーカー保証の対象外でございます。
お手数をおかけいたしますが、まずは、上記の点についてご確認をお願いいたします。』
 説明にある通り『開封直後(購入日から7日以内)の初期不良等を除き、ご購入から1年以内の場合でもメーカー保証の対象外』とのことですので、最初から液漏れ状態が続いていたとはいえ、既にもう半年近くも経っていますし、最初からだったというその状態を証明することも出来ません。
ただ、不満を感じていた先代モデルの蓋の部分がこの二代目で改善されたと評価していただけに、もしこうした状況が発生しているとすれば、メーカーに勤務していた身からすると大いに気になるところですので、念のため回答メールに
その液漏れ状態の写真を添付してお送りしましたが、その後“なしの礫”で
一ヶ月以上経ったので、再度「お客様相談室」宛てにその旨連絡したところ、回答メールは送信専用で、そのメールへは返信不能とのこと。
そこで今回ご案内いただいたメール送信先に再度写真を添付してお送りしたとこと、すぐに回答があり、
『以前ご案内した①ポットを横に寝かせて水切り、②ポット蓋裏パッキンの向き確認、③ポットの装着タイミングをご確認いただいても改善なく、添付画像の状態になるということでしたら通常の状態ではないため、ポット現品を弊社にお送りいただき、点検をさせていただけませんでしょうか』
とのこと。
しかし、その①~③のどの状態でも無かったので、もしダメなら新たにポットだけ買い替えたい旨を記載して、案内頂いたテクニカルセンターへお送りしました。すると送付した翌々日に返送されて来たのです。
送付先のメリタのテクニカルセンターは千葉県の柏でしたので、輸送時間を考えると、到着したその日の内に即チェック、状態を見極め、即断即決でその日の内に返送されたことになります。
しかも開封してビックリ!送られて来たのは修理品ではなく、全くの新品でした。まさか新品に交換してくださったとは・・・!?
というのも、購入から半年以上も経っており、『開封直後(購入日から7日以内)の初期不良等を除き、ご購入から1年以内の場合でもメーカー保証の対象外』という条件もあり、仮に初期不良だったとしても、7日以内の初期不良を証明する術が購入側に無かっただけに予想外でした。もしかすると、修理のプロが見れば一目瞭然で、初期不良だと認識が出来たのかもしれません。しかしそうは言っても、ユーザーからすると今回の対応には感謝しかありませんでした。
早速、お客様相談室宛てに迅速な対応と思いがけぬ新品への交換のお礼の言葉と、担当頂いて丁寧なお詫びの文書(それが例え定型文だとしても)まで一緒に送ってくださった、今回の修理担当の方への感謝の伝言も併せてお送りしました。
 正直、個人的には交換を期待したというより、修理して貰えればそれで良かったのと、何より製造段階の不良であれば製造現場へのフィードバックが今後の改善への参考になるだろうという、メーカー出身者の思いもあったのですが、予想以上の迅速かつ丁寧な対応を頂き、今回のメリタジャパンの姿勢を大いに感謝した次第です。
ありがとうございました。 “ Well Done!Melitta.”
【追記】
交換いただいたポット。驚く程の全くの別物で、液漏れが全然しないのはいうまでもありません。

 ベランダでのプランター栽培の夏野菜の中で、連作障害が心配されるのは、我が家で今年栽培している野菜で言うと、ナス科のナスやトマト、そしてウリ科のキュウリ、ゴーヤです。
トマトとキュウリに代わるゴーヤは、同じ30ℓの大きいプランターなので毎年交互に入れ替えて使っています。一方、ナスは大きな植木鉢なので毎年同じ鉢になってしまいます。そこで毎年土壌改良剤は入れてはいるものの、それと共に普通の苗より少し高くはなるのですが、連作障害に強い苗の接ぎ木苗を植えることにしています。種類は一般的な「千両2号」です。

 ナスの栽培で欠かせないのは、ナスの「切り戻し」です。その説明書きに依ると、
『ナスの切り戻しは、収穫量を増やしたり秋ナスを収穫したりするために古い枝を切る大切な作業です。日常の収穫時の切り戻しと、夏場に行う「更新剪定」の2種類があります。
主枝は残し、脇芽や全体の1/2〜1/3の長さの枝を、新しい芽や葉のすぐ上で切り落とします。
日常の切り戻し「一枝一果法」
 ・主枝は切らずにそのまま伸ばす
 ・脇芽に実がついたら、実の先にある葉を1枚残して切り落とす
 ・実を収穫した後は、その脇芽の付け根の葉を1枚残して切り戻す
 ・新しい脇芽を次々育てて収穫を続ける 』

 最初に3本仕立てを前提に、主枝を3本特定したら、後はその主枝は切らずにその主枝から伸びてくる脇芽の花芽を遺し、その花芽の一つ上の葉っぱの先で切る・・・という作業を繰り返すのです。主枝を特定出来れば、後は単純反復作業の繰り返しなので慣れてしまえば意外と簡単です。
ここでまとめて5個収穫出来ましたが、“上手く育てれば100個収穫”というのは無理でも、せめて20~30個程度は収穫したいものだと思います。
そして出来れば夏だけでなく、“嫁に食わすな”と云われる秋ナスまで収穫できれば・・・。

 我が家にこゆき(以下コユキ)がやって来たのは今から7年前、2019年の7月末でした。

元々ブリーダーから繁殖不要犬として捨てられ、埼玉県の保健所で保護されて首都圏で活動する保護団体に救い出された犬で、当時推定8歳と言われました。
吠えてもうるさく無い様にと声帯を切られていたため、常にゼイゼイハァハァと息をするのもキツそうで、どうしても声帯を切られた後の気管が腫れてしまうため、その後我が家に来てからも三度東京の専門医等で気管を拡げる手術をして貰いました。
それに加えてコユキは心臓にも問題があり、酸素が十分に運ばれないきらいがあるために投薬も欠かせません。特に暑くなる夏場は他のワンコも同様ですが、夏バテからの熱中症をにならぬように特に気を付ける必要があります。
と言うのも、ワンコは唯一の肉球を除いて体に汗腺がないため、人間のように汗をかいて体温を下げることが出来ません。主な体温調節の方法は、口を開けて舌を出して「ハアハア」と浅く速く呼吸する、所謂「パンティング」という方法だけです。ですので、ワンコたちはただでさえ夏場は苦手で、特に最近の日本列島の猛暑酷暑の夏は、夏バテや熱中症を予防してあげることが全てのワンコたちにはとても大切なのですが、上述の様にコユキにとっては更にそれ以上に、夏場を如何に乗り切るか、無事に過ごせるかがより重要課題になります。
  (最初の3枚は、7年前に来た頃)
 
 コユキが縁あってはるばる松本の我が家に来て早7年。推定で15才になったコユキですので、小型犬のマルチーズとしてはもう老犬と言えます。推定年齢が正しいとして、苦労しか無かったであろう保護されるまでの8年間と、少なくともその時よりはマシになった筈の我が家での生活で、せめて8年以上は過ごさせてあげたい。保護されるまでの酷かった生活の方よりは、せめてその後の人生(“犬生”)の方が一年でも少なくとも長くなって欲しい・・・というのが、縁あってコユキを受け入れた我々夫婦の切なる願いなのです。ですので、何としても保護されるまでよりも一年でも長く生きさせてあげたい。
          (喉周りの毛を剃った、3年前の気管手術の後)
 そんなコユキですが、暑くなってきた6月中旬。
散歩中にいつもの様にクルクル回転しての“ウンチング”(おそらくブリーダーの所で、長年狭いケージにずっと入れられていた時の癖だと思います)ですが、終わってから歩こうとするとフラフラして倒れそうになってしまいました。
心臓からの酸素量が足りないと、脳まで酸素が届かずに失神することがあると言います。この時はすぐに回復をしたのですが、それから一週間後、今度は自宅で宅配荷物が届けられる時の玄関チャイムで、コユキはいつも人が来る時だけ吠えるのですが、この時も興奮したのか失神して倒れてしまいました。
そこで父の代から世話になっているいつもの動物病院の若先生から、以前心臓からの酸素量の懸念から、もしも頻繁に失神する様になったら連れて来る様に言われていたので、動物病院に連れて行ってMRIや血液検査などを受けた結果は、老犬ということもあって、これまでの心臓だけではなく、肺高血圧(低酸素)、クッシング症候群(ステロイドの過剰分泌)、更にはタンパク漏出性腸症も疑われるとのことで、ただ確定するには内視鏡検査をしないと分からないという病気もあり、それらの症状効果がある医薬品を投薬すると共に、低脂肪食に変えて二週間ごとに様子をみることになりました。
最初の夏バテは、連れて行った時に酸素室に暫く入った結果かなり回復し、その後は一度も失神することはなくなりました。
 低脂肪食で薦められたのは、ササミ、ジャガイモやサツマイモ、白米。そして、低脂肪食の缶詰。
それらを試したのですが、二回目からは一切食べてくれなくなりました。低脂肪食は美味しくないのでしょうか?脂肪分が良くないとの若先生のアドバイスもあり、オヤツもそれまで喜んで食べていたラム肉のジャーキーも止め、自家製のササミジャーキーに変更しました。
問題の無いクルミには申し訳ないのですが、片や夏バテどころか“食欲の塊”でむしろ太り過ぎをクルミは指摘されていたので、クルミにとっても却って良かったかもしれません。
動物病院から勧められたロイヤルカナンやヒルズの缶詰の低脂肪食は全く食べてくれないので、ネットで他の低脂肪食を探してみました。
これまで食べていたドライのドッグフード「 GO!SOLUTIONS 」は脂肪分が最低10%との表示なので低脂肪とは言えません。
すると、ネット検索の低脂肪食のドッグフードの中に「ブッチ」が入っているではありませんか!

我が家では長年このブッチをワンコたちに食べさせていたのですが、『ニュージーランドで高病原性鳥インフルエンザ(H7N6亜型)の発生が確認されたため、農林水産省は、令和6年12月2日(月曜日)、ニュージーランドからの生きた家禽(かきん)、家禽肉等の輸入一時停止措置を講じました。』(第1974話)。
そのため、無期販売停止となり購入を諦めていました。
ネットでHP等を調べてみると、今年の5月からまた正式に販売が再開されたとのこと。脂肪分は7~8%で、若先生曰く「出来れば2~3%が理想だが、まぁ10%未満であれば・・・」とのこと。
しかし、先ずは食べることが健康の第一歩なので、食べてくれないことにはしょうがありません。
そこで試しにブッチに変えてみると、見事に完食してくれました。そこで主食をブッチに変更することにして、白米、サツマイモと混ぜて、オヤツにはササミ。問題の無いクルミは買ってある「 GO!SOLUTIONS 」と、オヤツはラムジャーキーではなく、クルミも自家製のササミジャーキーをお付き合いしてもらうことにしました。
 ブッチに変えてから、それまで食べてくれなかったコユキが毎回完食。心なしか、元気も回復して来たような気がします。そして、2週間後の定期検査でも数値が改善して来たとのこと。ヤレヤレと先ずは一安心です。
 一日でも多く、一年でも長く、悪夢であったであろう悪徳ブリーダーでの8年もの生活期間を、せめて一年でも超えるまで!
  「ガンバレ!!コユキ」

 ベランダでのプランター栽培では、今まで一度も満足に収穫出来なかったキュウリの代わりに、今年初めて植えたゴーヤ。
他の夏野菜と一緒にプランターに植えたのが5月30日でした。そして(グリーンカーテンを目指すのであれば)順調に成長して葉が茂り、最初の頃は雄花ばかりだったのが、漸く植えてから1ヶ月近くたった6月26日に初めてゴーヤの雄花が2輪咲きました。

そして、その後はネット情報での9対1どころか、それまで20個近くも雄花ばかりが咲いていたのですが、7月8日の朝に遂に漸く1輪、初めて雌花が咲いているのを見つけました。黄色い花の付け根にたった2㎝足らずですが、しっかりとゴーヤの形をした膨らみが付いていました。初めてのゴーヤの赤ちゃんでした。因みに、パッと見てスグ分かる雄花と雌花の一番の違いは、雄花はおしべに花粉が付いているのでオレンジ色に近い黄色ですが、開花したばかりの雄花は受粉するためにめしべの先(柱頭)が緑色に近い黄緑色なので、一目で見分けられます。ただ雄花なら何でも良いのではなく、若い花?はまだ花粉が付かないので、最初に雄しべに指で触れて花粉がちゃんと指に着く花を取って受粉させないといけません。 
       (下の写真は、左側が雄花二つ、右側が雌花です)
 その後、確かに10個に1個くらいの割合で雌花が咲いたのですが、本来ゴーヤはキュウリと同じ虫媒花ですので、畑ならともかくマンションの高層階では虫もそうそう飛んできてはくれないのか、キュウリとを育てた時とは違って自然受粉ではなかなか成長してくれない様なので、YouTubeのゴーヤ栽培のアドバイスに従って3つ目くらいの雌花から念のために人工授粉をすることにしました(下の写真の様に、時には虫が飛んで来てくれることも無いではないのですが・・・)。
ゴーヤ畑でもあって本格的に栽培するのならともかく、家庭菜園でしかもベランダでのプランター栽培で、たった2本のゴーヤです。
     (7月17日には10㎝くらい、7月22日には20㎝くらいまで成長)

ゴーヤ畑では人工授粉をイチイチするのは大変なので無理かもしれませんし、逆に畑なら受粉を手助けしてくれる蜂や蝶もたくさんやって来てくれるでしょうが、マンションの上層階のベランダではそうもいきませんし、たった2本、しかも雌花の10倍以上の雄花が咲いて雌花を探すのが珍しい程なので、その都度人工授粉をしても全く手間でもありません。
 苗を植えてから2ヶ月。我が家の目的は違いますが、もしグリーンカーテンとしてであっても十分すぎる程、まるでジャングルの様にたくさんの葉を茂らせてくれています。しかし、我が家では飽くまで食すことを目的に栽培しているゴーヤです。最初の2~3本は人工授粉させなかったせいか、小さいままあまり成長せずに黄色くなってしまいました。3つ目の雌花が咲いた頃からは、見つける度に人工授粉をしています。何しろ常時10個くらい咲いているくらいで圧倒的に雄花の数が多いので、人工授粉するのにも困りません。
その結果、通常15cm~25cmの大きさが収穫目安とのことですが、初めてしっかり成長してくれた最初の一本が27cmを越えましたので、ここで収穫することにしました。因みに、他にも4本(内1本はかなり曲がっていますが)が順調に生育中ですし、他にも2つほど人工授粉をしたばかりの雌花もありますので、まだまだ収穫が期待できます。
 8月2日。初物のゴーヤを収穫!
測ってみると・・・、30cmありました。ヤッタネ!!初物なので、仏壇にお供えしてご報告。
さっそくこの日の夕食で、大好きなゴーヤチャンプルーにしていただきました。しかし、収穫時期が遅過ぎたせいか苦味が今一つで、しかも柔らかくてシャキシャキ感もイマイチ・・・。
  「うーん、ゴーヤ栽培もなかなか難しい・・・」
次に収穫するゴーヤは、もっと早いタイミングで採る様にしたいと思います。
 そして、今年のマンションのベランダでの夏野菜のプランター栽培。ケチって安い苗を買ったミニトマト(主枝が細すぎたためか、まるで米粒の様なミニトマトしか出来ていません)以外は、ゴーヤの他にも中玉トマトやナス(定番の千両2号)、そして葉物野菜も順調に生育中です!

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