カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 17日の日曜日の朝。松本は氷点下10℃まで下がったらしく、この冬一番の冷え込みだったのではないでしょうか。
 金曜日から上京して家内不在。早朝犬の散歩に行く前に、昨晩の洗いモノをしようとしたら、あれっ?お湯が出ないではありませんか。台所も、洗面所も、風呂場もどこもお湯が出ません。我家の給湯器は水圧式のため、空焚きの心配はありませんが、水が流れないと全く反応しないタイプ。
 トホホ、家の中のことは全く分からぬダメ亭主は、慌てて家内に電話をして、設備のパンフレット一式の在る場所を聞き、9時まで待って給湯器メーカーの相談窓口に電話をしました。
曰く、今日は何軒もそうした問い合わせがあり、おそらく給湯器への水道からの給水パイプが凍結しているとのこと。熱湯で温める(融けるのを待つ)しかありません、とのツレナイ仰せ。
 やむなく、その日は何度もヤカンでお湯を沸かして雑巾を濡らして給水口などを繰り返し暖めてみましたが、一向に効き目なし。
ボイラー(給湯器)の給水管には凍結防止帯が巻かれていて、これまで12年間一度も凍結など無かったのですが・・・。洗い物も、冷たい真水で。しかも、家内が作り置きしてくれて、昨晩母と食べた油っぽいカレーの鍋まで。「こんなことなら昨日ちゃんと洗っておけば・・・」とは後の祭り。でも考えて見れば、子供の頃は給湯器など我家には無く、真冬でも水が当たり前だったのに、人間堕落したもんだと思いつつも、文明社会に慣れ親しんでしまった身には情け無くもこたえます。
 結局、その日は昼も2℃くらいまでしか気温が上がらなかったこともり、一日直りませんでした。まさか、このまま春になるまで・・・?ほな、殺生な。「こいつぁ、冬から・・・」勘弁してヨ!。
 翌朝は、前日ほどの冷え込みではなく、予想でマイナス3℃。日中は7℃くらいまで上昇するようです。たまたま、銀行回りをするために一日お休みを頂いており、凍結防止帯と地面の隙間に狙いを定めて、乱暴ながら何度か熱湯をかけてみましたが、効果無く半分諦め。

 仕事を終え、4時前に帰宅して、蛇口を捻ったところ、ちょぼちょぼと水が流れ出しました。暫くすると、少し水流が太くなり、ボイラーに点火する音が聞こえました。「やったー!」これで、日帰り温泉に行かずに済みそうです。
 日中、銀行で見た地元紙『松本市民タイムズ』によれば、17日、市内では20数件も凍結の相談が市の水道局にあり、5件ほどは水道管が破裂したそうです。いやはや、てんやわんやの二日間。寒冷地ならではの出来事でした。

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