カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 全国的には大したニュースにもならなかったと思いますし、甲子園やTV中継される大会でもないので、県内でもそれほどの騒ぎになった風もありません・・・が、ウィンタースポーツを除けば、佐久長聖高の駅伝くらいしか全国レベルの競技が無い長野県の高校スポーツ界にとって(特に球技での)、これって快挙!です。

・・・と、最初に一人勝手に興奮した上で、
インターハイの男子バスケットボールで、茅野市にある東海大三高校がベスト4になりました。
バスケットでは、男女とも同校が出場していますが、特に男子は、これまで1回戦を勝てば良い方、というのが正直なところ。
準決勝で負けた相手には、高校男子バスケット界で最近流行りのセネガルからの留学生(注記)もおり、また準々決勝では高校バスケット界の雄、能代工を大差で破っての進出であり、結局ベスト4止まりとは言え、バスケットでは不毛の長野県内(嘗て=大昔は男子では北原、女史では青沼という日本代表選手もいましたが)では、もっと大騒ぎしてでも祝福されるべき偉業でしょう。
       
 よぉし、続けぇ松工!
(って、やや関連付けが強引ながら、県民としては期待してまーす)
 
・・・と、それが、よりによって今日の開幕第一試合を引いてしまいました。
しかし、地元紙の「甲子園便り」によれば、初出場の松工の選手たちは、開会式直後の大観衆の中で試合できることを喜んでいるとか。その意気やヨシ!
緊張するなと言う方が無理でしょうが、どうか悔いの無い試合をして、一生の思い出を刻んで欲しいと思います。
そして、その松工・柿田投手には、プロ野球9球団が関心を示しているそうですが、直ぐにはプロ入りせず、大学や社会人へ進んで経験を積んだ方が良いかもしれません。但し、(素人ながら)個人的には、今やオリックスの若きエースとなった金子投手(長野商業高出身)の高校時代よりも上(将来の伸び代は)だと思います。
投手一人で野球をする訳では勿論ありませんが、こうした将来性豊かなピッチャーには、是非全国の桧舞台で3試合くらいは投げさせてあげたいですね。

 頑張れ、松工!頑張れ、柿田!
(初出場で、地元松本からは何とバス75台!が応援に向かっているそうです)

【注記】
東海大三のチームには、191cmのセンターでポイントゲッターでもあったバランスキー選手もいましたが、彼のご両親は長野市在住で宣教師をされているとのことで、他チームのような留学生ではありません。
また、球技としては、嘗ては県立岡谷工高の男子バレー部が全国を何度も制していますが、県の方針が変わり、その指導者も私立高(創造学園)へ異動してしまいました(インターハイにも出場しましたが、全国を制するにはもう少し時間がかかりそうです)。

【追記】
8月7日。長野県民、全国最短の夏・・・。
今年の夏は短すぎ・・・!
【追記その2】
あれだけ序盤で点を取られれば、その流れを変えるために投手を交代させるのは分かります。しかし、県大会を延長戦3試合含め、一人で投げ抜いて、チームを初めて甲子園に導いたエースでしょうが。しかも将来性があるんだったら、次に繋がるように、せめて9回の1イニングだけでも、マウンドに戻してやれヨッ!・・・って思ったのは、私ひとりだけでしょうか?