カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 6月の我が家の“一大イベント”のために新しくデジカメを購入しました。
大分前に購入したSonyの薄型1000万画素のコンパクトデジカメがあり、家内はそれで十分(確かにキレイです)と言うのですが、大事なイベントですし、今や1800万という画素数は勿論、機能も日進月歩(月進年歩?)で進化しているので、ここで思い切って購入することにしました。

 チロルの撒き散らす毛を毎朝吸い取るヘビーユーザーのために2~3年毎に壊れて買い換える掃除機や、家内がタブレットを見たいと家電量販店に行く度に、私メは一人デジカメコーナーでじっくりと品定めです。
何度も行くので、家内からは「もう絶対に顔を覚えられてるから、一緒に居るのが恥ずかしい!」とのお叱りも、「ま、イイじゃございませんか。AV製品や車なんて、買った後よりもカタログ見ながらアレコレ迷って悩んでいる間が楽しいんだからサ!」と全く意に介せず。

 本当は、出た当時からずっとオリンパスペンシリーズに心惹かれてはいたものの、一眼レフの中ではミラーレスなので小型の部類ですが、ズームレンズだと結構かさ張るのとビューファインダー付きモデルは予算オーバーですし、オプションの外付けEVFだと2万5千円もするのだとか。またニコン初のミラーレスモデルは更に小型で、特にビューファインダー標準搭載モデルは良いと思うのですが、デザインがシンプル過ぎて“のっぺり”した印象で今ひとつ食指が動きません。キャノンにはミラーレスモデルが無いため大型で最初から対象外。
ハイアマの方のように引き伸ばして大判の写真を印刷する訳ではないので、必ずしも高級一眼で無くても良く、そうかと言って奥行き感は欲しいし、ブログ用に遠景の山や花などを撮るには光学ズームは必須だし、室内で料理を撮るならレンズは明るい方がイイし、街歩きや旅行用にはポケットやバッグに入るくらいの携帯性は欲しいと、我ながら結構欲張りです(一番これに近いコンセプトのモデルがペンタックスにあったのですが、実物はあまりに小さくて一眼と言うよりミニ・コンパクトで、見た目がオモチャっぽく感じられて脱落)。
画素数は大判印刷をせずまたデジタルズームでなければ、1000万画素あれば私のような素人目には殆ど分らないでしょうし・・・。
そうなると、対象ジャンルは、小型化が可能なミラーレスの中でも更にコンパクトなタイプ(各社が市場拡大を狙って最近力を入れている“女子”向けのミラーレス一眼)や一眼レフ顔負けの高級“コンデジ”でしょうか。

 そこでネット記事や雑誌等を見て(立ち読みでスイマセン)、専門家やハイアマなどの方々の意見を参考に、使い勝手や操作性、自身の嗜好、予算などから絞り込んで挙がった候補機種は、ミラーレス一眼ではパナソニックのLumix DMC-G3と同GF3の2モデル。特にG3はビューファインダー内臓(但し手動切換え)。これがあると、日向で液晶モニターが見辛い時など便利ですし、昔のカメラ感覚で撮影できます。しかも液晶モニターが可変(バリアングル)なので、ローアングルや頭上からの撮影時には便利です。GF3は液晶モニターのみですが、価格も安く小型でコンパクト並みのサイズ。
“コンデジ”では、オリンパスのペンシリーズのコンパクト版とも言える高級コンパクトXZ-1とニコンの中級?コンパクトCoolpixのS9300の4モデル。いずれも予算上、店頭価格が3万円程度から5万円台後半です。

 たまたま出張機会があり、夜、到着後新宿の家電量販店数店を駆け足での価格調査の上で、暫く行くのは恥ずかしいという松本の量販店ではなく、家内が娘たちのところへの上京した時にモデル指定をして新宿で買って来てもらうことにしました。
偶然にもGF3の後継モデルとなるGF5がその日に新発売とのこと。当然のことながらまだ値下がりしていませんし、GF3は展示品のみ。またDMC-G3も後継機種が近々投入されるのか、在庫限りとのこと。そのため選択肢が狭まっていましたが、結局機能を優先してDMC-G3のダブルズームレンズキットに決定し、色は家内の好みに任せ、価格も私よりも交渉上手な家内に委ねました。事情を説明すると、家内が来るまで在庫の2色をキープしておいていただけるとのこと。でも同じ量販店なのに、松本店とは店頭価格で1万7千円も安いとはこれ如何に?(お陰でダブルレンズズームキットも予算内に入ったのですが・・・)。

結果は、茶色を選択し、更にポイント還元分まで現金で値引いてもらえて、予算より大分安かったのでカメラバッグまで買えたとのこと。さっすがー!パチパチパチ・・・。

 早速試し撮り。やっぱりビューファインダーはイイなぁ。価格を押さえるためか、アイセンサーは無くボタンでの手動切り替えですが、それ程気になりません。ただ機能を優先して決めたので、ポケットに入れてというよりはちょっと大きめになりました。マニュアルを熟読するまでは、暫くは“お任せモード”で撮影です。でも、1ヶ月でマスターしなければ・・・。