カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

(*前回から「顛末記」を「日記」と改め、以前からの通し番号にて掲載)
 最終的にミントジャングルと化した花壇(最初は10種類以上植えたハーブガーデンでしたが、その後ミント類に駆逐されてしまいました。ミント類をもし植える場合は、竹を植える時と同様、根が這わぬよう仕切り板を入れる必要あり)のリフォーム以降、毎年定期的にメンテナンスをお願いしている園芸店が、6月上旬に、今度は花壇の夏から秋咲きの花を植えてくれました(根付いたのか、漸く落ち着いてきました)。

4月は、家内の世話しているクリスマスローズと共に、春咲きのチューリップなどの球根類とビオラなどで、春爛漫の装いでした。次は、夏から秋に掛けての花壇が楽しみです。その間の花壇は、バラや、柏葉アジサイ、ガクアジサイ、スノーポールなど低木の花木が色を添えてくれます。
 私メは、先週家内とまた芝生の草取りをした後で、まだ少し時間があったので、今年三度目となる芝刈りをしました。
4月上旬に遅れて実施した芝焼きで。生え揃うのは少々遅れましたが、すっかり緑になりました。自分で策庭した50㎡ほどの姫高麗の芝生ガーデンですが、二度目の芝刈りでは、まだそれ程伸びてはいないので、二時間の予定が今回も僅か一時間足らずで刈り取ることが出来ました。
これが、伸びた後だと二度刈りしないといけない程で、殆ど一日仕事になってしましますので、むしろ小まめに芝刈りをした方が、却って合計時間は短くて済みます(とは分かってはいても、なかなか・・・)。
そして今回の三度目は、前回よりも多少伸びていましたが、それでも予定通りの2時間で終了。今回は、エッジも手鋏みでしっかり切って・・・。
すっかりキレイになった芝生は、視覚的には勿論ですが、刈った後の青草の匂いも臭覚的にも気持ちの良いものです。それに、芝の最も成長する7月から8月に芝を刈ることで、上に伸びる勢いを横に拡げ、芝目が細かくなる(芝生が密集する)効果があります(逆に、高温多湿の日本では、特に梅雨時は蒸れるリスクがありますが)
なお、芝刈り後の写真でツートンのグラデーション(縞模様)に見えるのは、サッカーや野球の芝生のグラウンドと同様で、芝刈り機の往復による順目と逆目のためです。我が家では、自分の手作りでの作庭のため(また枯れた部分の補修で目土を追加した場所もあるため)、専門家の作庭のように平坦ではなく凸凹があり、刈高があまり短いと、場所(凸)によっては根元近くまで刈り込んでしまうことがあることから、経験上20㎜で刈っています(もし短く刈れるのであれば、その方がゴルフ場のグリーンの様に見た目もキレイですし、その分伸びも抑えられます)。
 そう言えば、芝生を自分で植える時に、何度も中央図書館から借りて勉強した専門書に書いてあったエピソード(うろ覚えながら)。
英国の古い公園か大学だったか、美しく手入れされた見事な芝生を見て感激した著者(園芸専門家)が、そこにいた庭師の方に「素晴らしい芝生ですね!」と感想を伝えると、そのガーデナーのお爺さん曰く「なぁに、100年も世話をしていればこうなるさ」。
芝生に限らず、日々の手入れが大切で、一朝一夕には見事な庭は完成しないということでしょうか。