カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 6月中旬の羽田便就航まで、成田空港のオフィスに勤務することもあるからという理由で借りていた成田のワンルームをここで正式に引き払い、残った不要な荷物を松本まで運ぶべく、また車で早朝成田へ向かいました。
海外とかに行かなければ、当分成田へ、しかも表参道には来ることも無いだろうと思いますので、これがおそらく最後の成田山の表参道行きになるでしょう。

 今回は泊りではなく、早朝松本を発っての夜帰着で、その間、もう引っ越し作業も無いので十分休息も取れるだろうことから、成田から糀谷経由しての日帰りです。

 首都高の渋滞で、予定より一時間の延着。ユーティリティーの契約解除の各手続のあと、管理会社との退去の確認も無事終了し、残った荷物を車に積み込んで完了です。
ちょうど昼時近くになったので、糀谷に向かう前に、この表参道での最後のランチとして、やっぱり〆は「江戸ッ子寿司」へ。

 3年前に初めて入ったこの店で、地物の新鮮なイワシを食べて、初めてその旨さを知りました。
この日、ヒラメが無かったのは残念でしたが、代わりに奥様が選んだ鯛もシコシコとして、「えっ、これ本当に鯛!?」と言うほどに、信州で食べる柔らかな刺身とはまるで別物だったそうです。私は金目を炙りで。伊豆ではなく房総沖で上がった金目鯛だそうですが、香ばしさの中に脂の甘味が感じられました。コハダも逸品。家内の頼んだ卵はわざわざ温めて。そうすることで甘味が増すのだそうです。
ここの特徴は、銚子港も近いだけにネタの新鮮さは勿論ですが、何と言っても他店の倍(回転ずしの3倍?)以上ありそうなネタの大きさ。お値段は決して安いとは言えないかもしれませんが、得した気分にさせてくれます。  
 成田山表参道最後のランチ。結局「川豊」には行けませんでしたが、「江戸ッ子寿司」で十二分に満足させてもらいました。

 3年前、荷物を運んで初めて成田に来た時に、クリーニング店のご夫婦が観光で行かれたという松本を「イイ街ですね」と褒めてくれましたが、成田の表参道も本当にイイ街でした。
【追記】        
成田山の表参道にある(多分ここ3年以内に開店)セブンイレブン。
おそらく、風情ある景観に配慮したもの(或いは商店街の規制?)なのでしょう、お馴染みの看板が渋いこげ茶一色。他では見掛けたことがありませんが、なかなかの趣でした。