カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

これまで何度かご紹介してきた、“信州の鎌倉”塩田平の古刹「前山寺」。
前回(第963話)、少し遅めの桜を愛でながら伺った時には、梅紫蘇巻(赤紫蘇で巻いた砂糖で漬けた梅)市販分が既に在庫切れで、梅雨時に漬けてから食べ頃になるのは8月過ぎとのことでしたので、秋のお彼岸前に、お電話で事前にお願いして取りに伺ってきました。

 お寺のご住職の奥さまお手製の絶品「くるみおはぎ」に、箸休めの向付として香の物と一緒に出される、梅紫蘇巻。これもお寺で漬けられ、おはぎは持ち帰り出来ませんが、こちらは箱詰めで市販(一箱600円)されているので、買って帰ることが可能です。
初めて家内を連れて来た時に、もち米を潰したおはぎも砂糖で漬けたカリカリの梅も、亡き祖母の味と同じと大層懐かしがって気に入り、その後は亡き父の法事の時に何十箱とお願いしましたが、大変好評だったので、お彼岸も近いことですし、日持ちもしますので、家内のご友人にもまた配りたいとのことから、今回も20箱近くをお願いすることにしました。
 シルバーウィーク直前で、これから紅葉の盛りを迎える“信州の鎌倉”。お寺さんのご都合で、昼休みに外出して受け取りに伺って来ました。
掃き清められた境内には参拝客の姿は無く、ひっそりとしています。重文の三重塔(“未完成の完成塔”と呼ばれます)の周りのモミジも銀杏も、少し色付き始めたところ。
庫裏に伺って、お願いしてあった梅漬けを購入。くるみおはぎも、昼時でしたが、どうやら年配のご婦人方が一組来られている程度でした。でも、シルバーウィーク(注)には観光の方々で、いつもは静かな境内も賑わうことでしょう。
別所からは、少し離れていますが、無言館(見ているのが辛くなりますが)やデッサン館も隣接しているので、心の静寂を求めて訪れてみては如何でしょうか。
【注記】
良いネーミングですよね。5月のゴールデンウィークとの対比で、しかも敬老の日が入りますので。但し、祝日が少なく、秋分の日が動く可能性があるので、その年のカレンダー設定次第で、今年の様に必ず土日を含めた大型連休になるとは限りませんが。

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