カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 11月末にいきなりの積雪があった以降は里は雨模様でしたが、一昨日の朝は薄らと雪化粧。暖かかったり、寒かったりと何だか変な陽気ではありますが、一定しないので体が変化に付いて行けず、少し氷点下になると余計寒く感じます。
我が家の冬の暖房は、家を建てて以来の薪ストーブ。薪の確保は大変ですし、購入するとなると灯油よりも高くなります。床暖房もありますが、視覚的効果(燃えている火を眺めているだけで暖かく感じます)も含め、薪ストーブの暖かさには敵わない気がします。

 いつものように11月には搬入いただいたナラ材の薪ですが、干し柿を取り込むまでは煤が付かないようにと薪ストーブを焚くのを控えていたので、ストーブに火が入ったのは、今年は例年より遅く12月に入ってから。それまでは、床暖房とファンヒーターを使っていましたが、薪ストーブを使うと遠赤外線効果もあるのか、やっぱり段違いの暖かさです。
しかも、乾燥を防ぐためにお湯を沸かしていますので(我が家のストーブはシチューなどが出来る調理用ではありませんが)、沸けばポットに移して保温しますのでガスで沸かす必要もなく、また奥さまは寝る前に灰の中にサツマイモを入れておくと(濡らした新聞紙を巻いてからアルミホイルで包みます)、翌朝にはホクホクの焼き芋が出来あがっています(一石三丁?)。
灯油にせよ電気にせよ石化燃料由来ではないので、床暖房やファンヒーターなどとは違い、薪ストーブはエコでもあります(最近の薪ストーブは、煙なども環境上問題が無い様に構造上工夫されています)。

 また、2年ほど前から着火剤ではなく、新聞紙を丸めて着火剤代わりに使っていますが、その火力は驚くほど。丸めて空気の通りを要することがポイントだと思いますが、十分に新聞紙を燃やして薪に燃え移った後でもし消えそうになっても、薪が発火点近くまで加熱しているのでしょう。再度新聞紙を丸めて入れると一気に着火します。
数年間にまとめて購入した着火剤は未だ在庫があるのですが、新聞紙で十分だと感じています。ある意味、これもエコでしょうか。