カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 奥さまが昨年初めてチャレンジし、思いの外良く出来たと自画自賛した干し柿。昔は田舎の秋の風物詩だった「柿すだれ」です。干し柿は先人の知恵が詰まったドライフルーツで、美容食、健康食でもあります。
そこで、今年はお友達にも配るからと、昨年の3倍ほどの柿を剥いて吊るしました。その数200個程も作ったのでしょうか(第1151話参照)。

 このところの朝晩の冷え込みで十分に乾燥し(その間、何度か取り込んで揉んで柔らかくします)、表面に白い粉がふいて来たので、ここで漸く外して取り込みました。この間、奥さまが一人で全て作業されました(結婚したての頃、祖母や母の手伝いをしたりしたことはあったとはいえ、農家出身でも無い家内ですから、“見よう見真似”でやったにしては出来栄えはなかなか大したものだと感心)。
 通常は風通しの良い涼しい所で保管するのですが、そうした場所が無い時は保存用のビニール袋に入れて冷蔵庫で保存するのだそうです。
 「硬くなってナイかな?」
と、毎晩“試食”されているのが気になりますが・・・。
 「だって、もし硬かったら人に上げるのに悪いから・・・」
 たくさん出来たので、実家や妹、ご近所やお友達、そして親戚の家にも少しずつお裾分けをさせていただきました。