カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 諏訪で同期の飲み会があったので、電車で向かうために久し振りに松本駅のホームへ降りて行くと、新旧の特急あずさが停車しているのが見えました。

現役の一番古い薄紫色のスーパーあずさと普通のあずさ(甲府までの特急かいじも同一車両)。そしてスーパーあずさの後継となる新型のE353系試験車両です。 “テツオタ”(鉄道オタク)ならずとも、いやぁ壮観!です。
 確か昨年「特急あずさ運行開始50周年」のイベントが開催されたと思いましたので、登場は1966年でしょうか。狩人の「あずさ2号」で全国的に知られるようになりましたが、3時間近い乗車は苦痛でしかありません。
長野市の様に北陸新幹線で東京まで1時間!などと決して言いませんので、せめて新宿~松本時間が2時間程度にはなって欲しいのですが、都内の中央線の混雑と、山梨県内のカーブ区間と長野県内の茅野~岡谷間の単線区間が解消されない限り、高速化は夢のまた夢で到底無理。そのため、新型のE353系も高速化ではなく(ある意味諦めて)快適化を目指しているとのこと。
まぁ、しょうがないのでしょうね。
従って、松本諏訪エリアはリニアも関係無く、ある意味高速鉄道網の中では取り残された“陸の孤島”になってしまいそうです。
 そこで、長野県内の中央線でも静岡の大井川鉄道や山口線のやまぐち号や貴婦人号の様にSLでも走らせて、「松本や安曇野には泊まらないと来られません!」とでもしたらどうでしょうか?観光的には不便さをもう坂手に採って、もう“わびさび“の中で生きて行く・・・と開き直ってやるっきゃない!

【追記】
先日駅周辺に行く機会があり、近くにて車両を撮影することが出来ましたので追加しておきます。