カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 次女のワンルームのクローゼットスペースが狭いために、恒例の衣替えで、春物を実家から運び代わりに冬物を持ち帰るべく車で上京した折、その日の昼食は(夜だともっと混むからと)結局ワンパターンで蒲田の回転寿司「活登利寿司」へ。本当は(せめて一度は)蒲田を代表する有名な“羽根つき餃子”を食べてみたいのですが、なかなか同行者の賛同が得られません。
この日「活」到着は平日の1時頃だったのですが、かなりの行列。大したモノです。この回転の良さが更に鮮度を高める好循環なのでしょう。
 オーダーは、いつも通りではありますが、奥さまはヒラメに始まり、娘に教えてもらって以来ハマッタという炙りホタテや中トロ・・・。
私メは、卵をつまみに(昼間故ビールのみで、お酒は我慢我慢・・・)、ヒラメから炙りエンガワ、炙りトロイワシ、〆サバ、中トロ・・・。そして、この日のお奨めだった生サバ(鹿児島長島町特産という「むじょか鯖」の由)と生アジ。どちらも新鮮で脂の乗りも良くて、何とも美味!でした。いやぁ、満腹&満足で、二人(私メのビールも)合わせて20皿超でしょうか。
仕事で帰りが遅かったので、持ち帰りで握ってもらった次女の分(10貫)も全部併せても6千円ちょっとだったとか。
 「えっ、嘘!(松本で他の店よりネタの鮮度と質の良い)キトキト寿司で食べたら1万円近いのに・・・」
と、驚いておられました。やはり、この回転の良さ、客の多さが、鮮度の良いネタを安価で大量発注することを可能にし、その結果、またそれに満足した客を更に呼び込むという好循環・・・なのでしょう。やっぱり市場あるところに良い食材が集まるのは自明の理。しかも、そうした市場性が回転寿司から銀座の高級店までというピンキリでの更なるユーザーフレンドリーの選択肢を拡げていく・・・。
しかし、一度見放される(評判を落とす)とあっという間に悪循環に陥るというネット社会故の怖さもあるとは思いますが・・・。それにしても、選ぶのは消費者。選択肢の少ない田舎からすれば、(行列で並ぶという都会の大変さを割り引いても)羨ましい限りではありました。
 「イイなぁ、都会は・・・。」