カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 “毎日が日曜日”の年金生活者には無関係でも、世の中は「ゴールデンウィーク」真っただ中。私メよりも遥かにお忙しい奥さまのスケジュールに合わせて、世間の風に多少は吹かれてみようと、ナナを連れてドライブ気分。
 「さて、どこへ行かんべ!?」
・・・ということで、上高地線から広域農道を走って、堀金の「国営アルプスあづみの公園」へ行って見ることにしました。どの道路も県外車で混んでいます。そう云えば、お城の駐車場もほぼ満杯でした。

 この「国営アルプスあづみの公園」は、「大町・松川地区」と「堀金・穂高地区」の二ヶ所に分かれています。堀金・穂高は南安曇(現安曇野市)ですが、片や大町・松川は北安曇。双方、全く離れて分散しています。我々は、近間の烏川扇状地に拡がる堀金に行くことにして、松本市の新村から広域農道を走って向かいます。

 途中、農道沿いの道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」内にある「ほりがね物産センター」へ立ち寄り。野菜などの産直市場がありますが、お目手は隣に拡がる菜の花畑。こちらは隣の休耕田を活用し、飯山の千曲川沿いに拡がる「菜の花公園」同様に信州らしく野沢菜の花です。
ここ堀金は常念の麓の村であり、尋常堀金高等小学校の毎週月曜の朝礼の度、校庭の壇上から西にそびえる常念岳を指さし、「常念を見よ!」と言い続けたという佐藤校長(大正5年~8年)で知られます。
一面黄色の菜の花畑の上には五月晴れの“薫風”に泳ぐ鯉のぼり。そして、背後にそびえる残雪の常念岳。
 「気高く、雄々しく聳える郷土の誇りである常念に恥じずに皆も生きよ!」
麓の堀金だけではなく、また戦前だけでも無く、今でも松本平に住む人間にとっては心の拠り所なのです。
 「あぁ、今日も常念が見えた・・・」
 道の駅から、あづみの公園への道路に右折し西山の麓に登って行きます。公園まで4㎞との案内だったのですが、1㎞も進まぬうちに渋滞で殆ど進まなくなってしまいました。
 「イヤハヤ、いくらGWとはいえこんなに混んでいるとは・・・。」
GW中は(余計混むから)地元民は行ってはいけないのかもしれません。ということで諦めて引き返し、道すがら久し振りの「Dogcafe With」へ立ち寄り、ランチを食べて帰宅しました。その内に(地元や観光で来られたらしい)犬連れのお客さんで満席になりました。
別荘族の多い軽井沢を除くと、長野県で室内までワンコOKという店は意外なほど少なく、松本安曇野エリアでも(知っているだけで)3軒程度でしょうか(テラス席OKと云う店はそれなりにありますが、真冬はちょっと・・・)。昨今、ペット連れの観光客も多いだけに、“観光立県”を標榜するのであれば(軽井沢以外の)信州ももう少し工夫した方が良いと(犬連れとしては)感じています。
【追記】
翌日知ったのは、「国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区」では、この日「早春賦音楽祭」が開催され、1万7000人の人出だったとか・・・。そりゃ、混む訳だ・・・と納得した次第。

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