カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 9月上旬には真っ白い花が満開だった蕎麦畑でしたが、早いモノで蕎麦の実も黒く実ってきたようです。来月には新蕎麦も出回りますが、松本そば祭りも10月の7日から9日とか。会場となる松本城公園も賑わうことでしょう。

 早い田んぼでは既に稲刈りも終わって、きっと自家用なのでしょう、はぜ(櫨)掛けがされて既に脱穀も終わったところもあります。まだ稲刈りがされていない田んぼは、JA(農協)に委託して大型のコンバインによる一気の刈り取りと脱穀する順番を待っているのでしょうか。
田んぼによっては、9月中旬の台風の影響(直撃はありませんでしたが、松本でも20m近い強風が吹いたとか)か、稲が大分倒されて寝てしまった田んぼも見受けられます。コンバインなら問題無いのかもしれませんが、いやぁ、稲刈りが大変そうです。しかし「自然は芸術だ」・・・何となく抽象絵画の様な芸術的文様にも見えると言ったら不謹慎か・・・?
 所々、田んぼの畦道に彼岸花が咲いていました。その名の通り、秋のお彼岸頃になると花を咲かせます。別名曼珠沙華とも。鱗茎が有毒なため、嘗てはモグラやネズミが田んぼの畦に穴を開けて水漏れするのを防ぐために畦に植えられたとか。同様にお墓に植えられていたこともあって、忌み嫌われることもある可哀想な花ですが、この時期を代表する花でもあります。