カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 このツアーの団体観光としてのハイライトは小樽運河でしょうか。
ツアー二日目は札幌のホテルを朝ゆっくりと出発し、先ずは札幌場外市場で海産物のお土産の買い物です。もう少し滞在時間に余裕があれば他の店も見られるのですが、30分少々しか与えられた時間が無いので(意図的か?)指定された店でしか買うことは出来ませんでした。モノは決して悪くはありませんでしたが観光客値段なのでしょうね、きっと。

 そこからバスは高速道路に入り、一路小樽へ。途中、車窓に荒々しい日本海が。バスガイドさん曰く、夏には浜辺たくさんハマナスが咲くのだとか。ハマナスは北海道の「道花」なのだそうですが、恐らく地元民以外は(例えば、長野県の県花がリンドウと県民以外ご存じ無いのと同様に)知らないのでしょう。季節は(場所も)異なりますが、ナルホドとそれを聞いてダ・カーポの「宗谷岬」が突然頭に浮かんで来て、小樽への道すがらずっと口ずさんでいました。
“♪ 流氷融けて春風吹いて ハマナス揺れる宗谷の岬”
(榊原広子さんのあの透明感溢れるボーカルと、ご主人まさとしさんの影のように寄り添うハーモニー。いつまでも変わりません)
 この日の朝、新潟などの日本海側は雪に閉じ込められた電車など前日の大雪被害の大きく報道がされていましたが、さすがに小樽も日本海故に近付くにつれて雪で真白です。でも、バスを降りると運良く雪も弱まり、シンボルの小樽運河を望む橋で集合写真を撮ってから解散して2時間の自由行動。運河沿いを観光がてら散策してから、先にお目当てのかまぼこ屋さんの工場直売店へ。本当は、奥さま的には行きたい別の老舗の小さなかまぼこ屋さんがあったのですが、運河からは離れているのと、余りの雪に諦めて運河に近いこちらの店舗にした次第。贈答品コーナーで、お土産に発送してもらうかまぼこ類を物色。
奥さまの注文も紛らわしかった(「選んだかまぼこを箱に詰めた隙間に入るだけ、この笹かまぼこを詰めて欲しい」というリクエスト)にせよ、
 「一体(笹かまぼこは)幾つ買うんですか、買わないんですか?欲しいなら、全部入るもっと大きな箱もありますけどネッ!!」
と、ムッと顔色を変えたベテランらしいオバサン店員に唖然。市内等に何店舗も構える老舗の有名店とも思えぬ様な、あるまじき店員の態度に、
 「おいおい、あんた客商売でしょうが!顔に出てるよっ!」
(と、よっぽど文句を言ってあげたくなりました・・・ウルサイ中年オヤジと思われるので止めましたが)。
最後に(店内のイートインのカウンターで、別の「笑顔の!」若い店員さんから)ケンミンショウでも紹介されて人気という「パンロール」を購入。
運河散策の頃から雪が激しくなり、かまぼこ購入で手間取って外に出ると、外はまるで吹雪の様相。“寿司通り”に行くのも無理そうな程の激しい雪降りに、諦めて近くの回転寿司へ入りました。
小樽には他にもガラス細工の店や食べ歩きで興味のあった店(「なると」のザンギ・・・etc)もあるのですが、バス停もすぐ目の前だったので、激しい雪降りに全てを諦めて集合時間前にバスに戻りました。
 人口12万人、こぢんまりとした小樽ですが、魅力が一杯の北の街でした。そんな人気の一端に少しは触れられた様な・・・。楽しみは次回にとっておきます。

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