カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 最終日はゆっくりとホテルを出発。迎えに来てくれたバスのガイドさん曰く(彼等は洞爺湖畔のホテルに宿泊)、
 「昨夕のホテルからの帰り道でキタキツネに会いましたので、もしかすると今朝も見られるかもしれませんヨ」
湖畔に降りる「ザ・ウィンザーホテル洞爺」のアクセス路では、残念ながらこの日はキタキツネを見掛けることは出来ませんでした。

 洞爺湖畔からICに入り、高速道路で室蘭、苫小牧を経て千歳に向かいます。途中、ハクチョウなどの渡り鳥の集団飛来地という「ウトナイ湖」(ラムサール条約登録湿地)の道の駅に立ち寄り(道の駅の直売所で売られていた地場の野菜類が、大きくて安くて見事だったこと。さすが北海道)、ツアー最後の観光目的地である「ノーザンホースパーク」へ。

サラブレッドと云えば日高地方が有名ですが、この苫小牧の牧場もG1レースの優勝馬を数々輩出した名門牧場(競馬に興味が無いので知りませんが、有名な社台グループの経営する牧場とか)だそうです。こちらではポニーショー見学の後、現地にて昼食タイム。我々は最後に千歳空港で食べることにしていたので、家内は朝ホテルで購入した「ブーランジュリー・トウヤ」のパンで小腹を満たします。
ツアーコンダクターさん曰く、
「ポニーショーの馬たちが(派手さは無いけど)地味で可愛いのヨ!。騙されたと思って見てごらんなさい、分かるから」
との言葉に中高齢者中心のツアーメンバー全員ポニーショーの会場へ。
二匹のポニー、キンちゃんとスーちゃん。これが芸達者で笑いも取るなど、ご褒美のニンジンねだりとはいえ良く躾けられていて、ホント“地味に”可愛かったです。ちっちゃい子は喜ぶだろうなぁ・・・。
 パドックや厩舎では馬が遊んでいたりして、餌(ポニー専用クッキー200円)をあげたりと彼等と触れあうことも出来ます。良く言われますが、大きくてクリクリとした馬の目の可愛いこと。真っ白な雪の牧場も素敵でしたが、やはり緑に覆われた夏の牧場はもっと素敵でしょうね。
因みに他のツアー会社のコースでは殆ど同じコース内容ですが、最終日は牧場ではなく昭和新山が入っていました。登別よりも規模は小さいのでしょうがクマ牧場もあるそうです。果たしてどちらが良いのでしょうか?せっかくなので洞爺湖周辺も見てみたい気もしますが、雪に覆われた冬のツアーですのでどうなのかなぁ?
 牧場を出ると空港はすぐ近く。知りませんでしたが、2機の政府専用機は通常新千歳空港に駐機しているのだそうです。この日機体を見ることは出来ませんでしたが(第2次安倍政権になってから出払うことが多いので)、時々格納庫から出ていることもあるのだとか。
政府専用機の乗員は自衛隊の皆さんが担当していますが、新千歳空港は現在では航空自衛隊が使う旧来の千歳空港に併設されています。
 搭乗手続きを済ませ、ここでツアーは解散。皆さん思い思いに自由行動です。我々はお土産はもう購入済みなので、少し遅めの昼食へ。北海道らしい地元の味に限っても、ラーメンや豚丼、寿司や海鮮丼にスープカレーなどなど・・・。巨大空港故に様々なレストランがありますが、お互い好みが分かれるので、フードコートへ行って私メは最後に「松ジン」のジンギスカン丼とサッポロクラシックの生ビ-ル、奥さまは何故か韓国料理店のビビンバの由。そう云えば、探しには行きませんでしたが、このフードコートのどこかには千歳空港を舞台にした“♪愛が飛び立つ~北空港”の歌詞碑があるそうです。北海道を舞台にした歌は多く、また北海道出身の松山千春、安全地帯、中島みゆき、ふきのとう・・・etcと、北海道出身のニューミュージックやフォークソングのミュージシャンも数多いのに、何となくイメージは演歌でしょうか(そう云えば、「宗谷岬」も船村徹作曲でした)。
 「憧れのザ・ウィンザーホテル洞爺と札幌・小樽 優雅な休日3日間」
オフシーズンのツアーで無ければ泊まれない高級リゾートで、フレンチの夕食もミシュランの「ミシェル・ブラス」ではなく、ツアー専用に用意された内容と食材ではあります。しかし、オンシーズンであればツアー料金全てがホテル代に消えそうな値段で、東京からのエアと札幌のホテル代も含まれているのですから。まぁ、確かに自由行動が多く、団体行動での観光はノーザンホ-スパーク以外は無料ですが、もし個人で行こうと思ったら、交通費を含めてこの値段では到底不可能でしょう。リピーター参加の多い人気コースというのも納得でした。また、札幌の雪まつりも是非一度は見てみたいと思います。

 “でっかいどぉ 北海道!” (また来ま~す!!)

コメント

コメント追加

タイトル
名前
E-mail
Webサイト
本文
情報保存 する  しない
  • 情報保存をすると次回からお名前等を入力する手間が省けます。
  • E-mailは公開されません - このエントリーの新規コメント通知が必要なら記入します。

トラックバック