カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 季節の定期便として次女の衣替えの衣服を車で運んだ日は、ちょうど日曜日。空港への出勤前に、一緒に昼食を食べたいという娘のリクエストは、いつものJR蒲田にある「活 美登利寿司」です。
平日でも行列店ですが、この日は日曜日。でも少し遅めの待ち合わせ時間だったためか、思いの外早く30分程で席に着くことが出来ました。母娘は好物の炙りホタテに始まり、ヒラメや中トロなどなど。私は炙りエンガワやヒラメに始まり、大好きなイワシやコハダ、炙りトロ鯖、などのトロイワシなどの光物・・・。
「お昼なんだから、あんまり飲み過ぎないでよね!!」
という警告と、出掛けの朝のトマトジュース一杯でお昼を楽しみにSAでも食事を取らずに運転して来た故の空腹も手伝い、飲み物は生ビールだけで我慢して、その分いつもにも増して食べたので、奥さま曰く今までの最高枚数!達成とのこと。しかしながら・・・、
「フム、やっぱりお酒を飲まないと安いわよね!!」
「はぁ、相すみません・・・。痛み入ります!」

 我々的には、1月に行った札幌での「根室花まる」よりも「活」の方が好みです。因みに次女の言うには、グルメ系回転寿司店では双方東京にも出店している「根室花まる」や同じく札幌の人気店「トリトン」よりも、旅行で行った金沢での「まいもん寿司」(東京でも上野や丸の内などに出店済みとのこと)がイチオシだそうです。その店ではありませんが、以前冬の金沢に行った時に近江町市場で食べたお寿司屋さんは美味しかったなぁ・・・。また行きたいですね金沢に、今度は北陸新幹線で。

 食べ終わり、京急ではなくJRなので、羽田空港行きのバスで出勤する娘を見送ってから、我々は運転疲れ(食べ疲れ?)も手伝い、早々にホテルにチェックインして部屋で暫し休息です。少し眠ったらしく、夕刻になって「さて、どうすべぇ・・・?」。お昼が少し遅めだったのと些か食べ過ぎたこともあり、奥さまは、
「私は食べなくてもイイけど・・・。何ならコンビニで軽食を買って来て済ませてもイイし・・・」
「えぇーっ!せっかく東京まで来てるんだから、軽くてもイイけど、何か食べようヨッ!!」
と、私メのお上りさん的食い意地により、「では簡単に近間で」という前提でホテルからすぐの「歓迎(ホアンヨン)本店」へ。
蒲田名物“羽根つき餃子”の有名店3店中、妹さんの「歓迎」は前回既に食べていたので、今回は他の元祖お兄様の「你好(ニイハオ )」や弟さんの「金春(コンパル)」に行ってみたかったのですが、両店共京急蒲田方面なので結局至近の「歓迎」で簡単に済ませることにしました。
6時頃には行ったのですが、さすがに日曜日でしたので既に満席で行列。でも結構回転が良く、10分足らずで座ることが出来ました。
 “簡単”といった割には、やはり羽根つき餃子は外せず、水餃子も絶品。前回食べたレバニラも美味しかったし、奥さまは野菜炒めが食べたいとのこと。レバニラは少々塩気が濃過ぎる感じ。前回はライスも頼んだのでちょうど良かったのかもしれません。一方、野菜炒めはシンプルですが旨味が感じられて絶品でした。メニューも豊富で他にも頼みたかったのですが、もう満腹で断念。「ごちそう様でした」。この日もレジには女主人である八木さんが座られていました。
 翌日は国立新美術館へ。じっくりと観賞したので3時間程立ちっ放し。その後、六本木に戻り東京ミッドタウンへ。ウィンドーショッピングをしていると、ここのDEAN&DELUCAで次女が学生時代にアルバイトをしていた由。同じくテナントの「粥茶館 糖朝」のマンゴープリンが大好きらしく、お土産に(奥さまが自分で食べる分も含めて)買って帰ることに。そこで、帰りは泉岳寺で京急直通に乗り替え糀谷で降りてお土産を届けた後、歩いて糀谷から蒲田に戻りました。途中、この日の夜行こうと思っていた「俺のやきとり蒲田店」の場所を確認。するとすぐ近くに「いきなりステーキ」も。松本のイオンモールに県内初出店の「いきなりステーキ」は大行列でしたので未だ行けてはいませんが、東京なら待たずに食べられそう。こちらの蒲田店も、“立ち食い”だけではなく椅子席もあるようです。
一旦ホテルに戻り休憩してから出掛ける頃になると、
 「何となく、夕飯はアッサリの方がイイなぁ・・・?」
 「“俺のやきとり”なら、魚料理とかもあるけど・・・」
 「でもメインは焼き鳥でしょ?」
てなヤキトリならぬ“やりとり”があり、
 「じゃあ、また活でも行く?」
ということで、結局二日続けて「活」に行くことに。
この日は月曜日で早めに行ったこともあって、夕刻でもすぐに座ることが出来ました。今回はしっかり冷酒もいただいて、松本ではなかなか食べられない新鮮なネタのお寿司を二日連続で堪能することが出来ました。
来月次女と奥さまがハワイに行くことから、レジに貼ってあった案内を見て、
 「あっ、ハワイにも活があるんだ!」
と私メが(お留守番ですが)素っ頓狂な声を上げると、フィリピーノかインドネシアンだと思われる、いつも陽気な女性リーダーのGさん(結婚されて日本名です)が、
 「そうなんですよ。是非行って下さい。」
と、ワイキキ店のパンフレットをくださいました。それによると、アラモアナのワイキキ・プリンスホテル内に初の海外出店とのこと。なかなか大したものですね。
 「松本にも・・・ウ~ン、絶対無理だよなぁ・・・」。

 それはともかく、どちらも美味しいので全然構わないのですが、蒲田で当初予定していた新規開拓をすることも無く、結局今回もワンパターンで「活」と「歓迎」中心となりました。