カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 我が家の裏山になる城山々系のアルプス公園。
時間のある時にトレッキングの練習を兼ねて、生まれ育った下岡田の神沢から塩倉を経由して東入口駐車場から北アルプスが一望出来る「ピクニック広場」を経て、南入口駐車場から蟻ヶ崎台を経由して戻って来るコースを歩きます。概ね4~5kmでしょうか、アルプス公園までは結構な上り坂です。禁煙をしてから、途中息切れをすることが全く無くなりました。
嘗て、私メが子供の頃の県の種畜場時代から営業していた、ジンギスカンが名物だった「まきば山荘」が閉店して取り壊され、この3月末にその場所が「展望広場」として整備されてオープンしています。

 それまでの建物の土台を活かして、コンクリートを敷き詰め周囲を手摺の柵で囲ってベンチを設けただけの、必要最低限の改修工事。
先述のピクニック広場からの北アルプスの展望が、残念ながら下の雑木が成長して安曇野視界が遮られてしまっていますので(出来れば予算を付けて木々を切ってもらうと良いのですが)、今では、この展望広場からの松本平から北アルプスの展望が一番の眺めです。
 本当は、ここに休憩出来るカフェスペースでもあればベストなのですが、営業するともなると週末だけではなく通年での集客率等も考慮しないといけないので、単に景観が良いというだけでの出店は難しいのでしょうね、きっと。でも、アルプス公園は市内から車で10分足らずの場所にある都市公園でありながら、高原気分を味わえる71haの広大な松本市の市営公園で無料なので、松本市民のみならず、近隣からの家族連れや桜の時期など観光ツァーのコースにも組み込まれています。そう云えば、以前シンガポールからのご家族も観光で来られていましたっけ。
限られた市の予算の中で難しいかもしれませんが、ハードとしての箱モノばかり作った(この規模の地方都市に、県営も含めて大小3つものコンサートホールは不要でしょう)前市長ほどではなくとも(ソフト面で、今や“楽都”の先行きに個人的には大いに不安を感じているのですが)、多少は“岳都”の一翼を担うべきアルプス公園の整備にも予算を(民間を上手く活用してでも)もう少し使って欲しいと思いました。