カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 卵かけご飯。今や、何故か略してAKBならぬTKGとか・・・。
時々、無性に食べたくなりますね。究極の“和食”ではないでしょうか。今では卵かけご飯専用のお醤油も売られているくらいですから。アメリカに暮らす長女も、松本に帰って来ると朝食は必ず卵かけご飯や納豆です(勿論、毎日ではありませんが)。

個人的には、やはり納豆と一緒の卵かけご飯が最高でしょうか。ところが、最近、納豆の卵かけご飯は納豆の栄養効果を半減させるとして、同時に食べるべきではない、という記事を目にしました。
 「オイオイ、今更それは無いだろう!」
(信州弁だと、「ソレはネェずら!」となります)
記事に由れば、
『(前略)納豆に含まれるビオチンという栄養素が、生卵の卵白に含まれるアビジンがあると体内に吸収されません。ビオチンとはビタミンHともビタミンB7ともいわれるビタミンの一種で、ナッツや大豆食品に多く含まれています。ビオチンはとても大切な栄養素ですが、腸内で作り出すことができるので、食べ物で摂取しなくても基本的に不足することはありません。
一方、アビジンは生卵の卵白に含まれるたんぱく質で、ビオチンを非常に強く結合する性質があります。そのため、腸内で合成されたビオチンを見つけると吸着し、一緒に排出の対象になってしまうので、結果としてビオチンが体内へ吸収するのを阻害してしまいます。
これらのことから、納豆(大豆)でビオチンを多く含むのに、生卵白があるせいで吸収が減ってしまい、納豆と生卵は食べ合わせとしてはあまりおすすめできないというわけです。(後略)』
つまり、元々腸でも作られるビオチンが生の卵白では吸収できないということなので、ビオチンの摂取という点では生の卵白自体が余り良くないということです。しかし、納豆から接種せずとも、ビオチンを含む食材は他にもありますし、ましてや体内でも生成可能な成分ですので、生卵と納豆の組み合わせにそれ程神経質にならなくても良いのではないか・・・という勝手な個人的解釈により、今でも納豆も一緒に卵かけご飯を楽しんでいます。