カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 我家の庭のシンボルツリーはプンゲンスホプシーです。
作庭してから20年以上経過して、漸く見栄えがしてきました。

 私メが最初にプンゲンスホプシー知ったのは松本空港でした。出張で松本空港から飛んだ際に、空港のエントランス前の植え込みに植えられていた何本かのプンゲンスホプシーを見て、そのシルバーブルーの葉に魅了されたのがキッカケでした。
そこで、自分で作庭するにあたり、“雑木林風ガーデン”、“ハーブガーデン”、“芝生ガーデン”の3つのエリアの中で、雰囲気的に合う芝生の中に我家のシンボルツリーとして植えようと思い、雑木林風ガーデンに植えたコナラやソヨゴ、ヤマボウシ、そして同じく芝生ガーデンに植える紅白のハナミズキを購入した際、地元のどの園芸店の店頭にもプンゲンスホプシーは無かったので、頼んで取り寄せてもらいました。
その頃は子供たちがまだ小学校低学年でしたので、シーズンにはクリスマスツリーとしてイルミネーションで飾ってあげようと思った次第です。
 プンゲンスホプシー、和名コロラドトウヒ。Wikipediaに由れば、
『コロラドトウヒ(Picea pungens)は、マツ科目トウヒ属の常緑針葉種。青色を帯びた葉色が特徴的で、別名プンゲンストウヒ、青トウヒ(blue spruce)、緑トウヒ(green spruce)などとも呼ばれる。
原産地はアメリカのコロラド州からワイオミング州一帯のロッキー山脈。観賞価値が高く、様々な園芸品種が生み出されている。』
とのこと。

 プンゲンスホプシーの特徴である青い色は、特に春先から初夏に掛けての芽吹きの頃に際立ちます。
ただ植えた最初の頃は木も小さいので枝が透き透きしていてボリューム感が無く、またせっかくの新芽もその後蛾の幼虫である毛虫がたくさん発生して食べられてしまい、10年経ってもお世辞にも見栄えがしませんでした。
その後庭の改修を園芸店にお願いし、毎年春秋2回の花壇の植栽の植え替えの際にプンゲンスホプシーも春先に消毒をしてもらっていますが、その効果で5年くらい経つと次第にボリューム感が増して来ました。
そして、漸く植えてから20年経って見事な枝ぶりで、我が家のシンボルツリーと言っても恥ずかしくないくらいに見栄えのするプンゲンスホプシーになりました。
既に15mくらいの高さになりましたので、それ以上伸びない様に先端を毎年春先に切り詰めてもらっています。
 自宅を建てた時に建築会社さんが玄関横に新築祝いとして植えてくれたナツツバキ(シャラノキ娑羅樹)が、コンクリートに囲まれた狭く(多分)浅いスペース故かその後枯れてしまい、改修時に園芸店が選んで植えてくれたのがやはり青色系のコニファー(多分ブルーヘブン)でした。
プンゲンスホプシーが15mくらいの高さでイルミネーションを飾るのが大変なので、今は玄関横のコニファーの方にクリスマスのイルミネーションを飾っています。
 花壇には他にも丸みを帯びた低木のコニファーが植えられていますが、日本でもすっかり定着し、我が国のガーデニングでお馴染になったコニファーです。

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