カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 今、松本ではスカイパークをメイン会場に「信州花フェスタ」が開催されていて、発祥の地らしく、松本はまさに“花いっぱい”です。

 しかし、今年の春は桜が咲くまでは順調だったのに、その後は降雪を記録するなど寒気が南下して寒い日が続いた日本列島でした。
そのため、東京などは長い間桜を楽しめたようですが、松本は開花宣言後の寒さで花が開かず、その後暖かくなったら一気に満開からあっという間の桜吹雪。次に、桜の後を追って咲いたハナミズキですが、すぐに葉も開いてハナミズキというよりもヤマボウシ風にと、松本では一気に花が咲いて、あっという間の春爛漫でした。

 先日はまだ梅雨入り前の九州で記録的な大雨が観測されるなど、何となく天候不順な雰囲気?なのが心配ですが、災害の多かった平成から災害の無い時代へと皆が期待する令和ですので、どうか平穏にと願うばかりです。

 さて我が家の庭も春を迎えて、先ずは雑木林ガーデンの樹下のクリスマスローズ、今年は三鉢全てのランも開花、階段状花壇も花が一杯になり、紅白のハナミズキ・・・と、次から次へと短い春を競うように花が咲き揃いました。室内でも“行く春”を少しでも楽しめるようにと、母屋も含めて庭から切ってきた、スイセン、ムラサキ菜花、ツバキ、次にはチューリップなどを一輪挿しの花瓶で春の雰囲気を楽しみました。
 世界で一番「緑」を表す言葉の多いと云われる日本語。新緑の季節だけでも若草色、若葉色、萌黄色などなど・・・。さまざまな緑を見せる里山の緑を楽しみながら、更に残雪の北アルプスの峰々には雪形が現れて、季節は春から初夏へ。