カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 前回のナナとの那須行が最後かと、半ば諦めていたワンコとの旅行。
その後コユキを引き取ってからナナが奇跡的に元気になり、そのコユキも我が家に来て4ヶ月になることから、今度は二匹一緒に初めての旅行に行ってみることにしました。そのためには、
・・・車での移動が大前提で、先ずは犬と一緒に滞在出来るホテルかドッグヴィラが在って、昼間の観光などでも犬連れで行ける場所が幾つかあること・・・
で探した結果、選んだ行先は伊豆高原。場所は静岡県の伊東市になります。
ワンコと一緒に食べられるレストランや犬連れOKの観光地の存在と共に、犬連れで宿泊可能なホテルやドッグヴィラ・・・。そんなペットに優しい観光地は、軽井沢や那須、そしてこの伊豆高原も然りで、どうやら犬連れの方々が多い別荘地の様です。
蛇足ながら、最近ペットブーム故に宿泊可能施設は全国的に増えているかもしれませんが、犬連れOKという観光施設はかなり限定されますし、食事処もそのお店に看板犬でも居ればですが、良くてせいぜいテラス席のみ。それでもまだラッキーな方ですが、しかしもし天気が悪ければテラス席も無理となってしまいます。従って、せっかく犬連れで行って泊ってもどこにも行けず、食事も一緒には摂れないという観光地が、残念ながら地元松本も含めて多いのが現状です。勿論、寺社仏閣の様な文化財の場合は止むを得ないかもしれませんが、ペットはともかく、盲導犬の場合はどうするのでしょうか。いずれにしても、そうした情報が少な過ぎます。
“ドッグツーリズム”を推進すべく、“軽井沢withドッグ”を提唱して積極的にワンコ連れ観光を推進している軽井沢観光協会の様に、各地の観光協会が積極的にペットOKの施設等の情報をまとめて提供してくれれば、ペット連れにとっては大変助かると思うのですが、如何でしょうか。

 11月下旬。混雑する連休や週末を避け、平日の三泊四日での伊豆旅行。
朝9時過ぎに松本の自宅を出発。昔、長女が小さい頃、初めての海水浴に行ったのが下田でしたが、その時は大月から朝霧高原を通り三島経由で伊豆半島に入ったと記憶しています。しかし今回NAVIの設定したルートは、八王子JCTから圏央道で厚木小田原道路を経て、伊豆半島の東海岸沿いを国道135線で伊東まで至るルート。その方が早いようで、我が家からは294㎞、5時間のドライブコースでした。

 途中、小仏トンネル付近で事故渋滞があり、圏央道でも海老名JCT付近で合流に伴う慢性的な渋滞。その間、時間距離的には中間辺りの談合坂でワンコたちもトイレ休憩し、我々も軽食で腹ごしらえです。
圏央道は前回トライアル中にコユキの緊急手術で八王子JCTから埼玉県の狭山に行ったのですが、今回は逆コース。そういえば、横浜に住む母方の叔母が毎年従弟の運転する車で並柳の実家へ来る時に圏央道から中央道に入るそうですが、圏央道は凄く混むと従弟が言っていたのを思い出しました。
圏央道から東名厚木JCTを経由して厚木小田原道路へ入ります。小田原からは熱海を経て海岸沿いを国道135号線へ。海沿いとはいえ、山国の峠道の様なカーブが多く起伏に富んだ海岸線を走ります。でも、いつもの山また山のドライブよりも、時々青い海が見えるコースは我々海無し県の住人にとってはそれだけで何となくワクワクします。
伊東市内に入ってすぐ、国道沿いに在る道の駅「伊東マリンタウン」に立ち寄り。海沿いのリゾート地らしくヨットハーバーも併設されていて、何となく地中海っぽいカラフルで南国的な雰囲気ですが、お土産店は干物やお菓子ばかりで、お目当ての地元の鮮魚は期待外れで全くありません。またレストランではワンコもテラス席はOKとのことでしたが、談合坂でお互いに軽食を摂ったのでそれ程お腹も空いていなかったため、ベンチでワンコたちにおやつをあげ水を飲ませて再出発。
既に伊東市内には入っているのですが、そこから伊豆高原へはまだ19㎞との標示。やはりNAVIの表示通り、松本から伊豆高原へは5時間は掛かりそうです。
 この日はロングドライブで少々疲れたのと、ワンコたちを慣れない環境に残して出掛けるのも心配ですので、宿に着く前に夕食の買い出しをして、今夜は部屋食で済ませることにしました。
買い物を済ませて国道を戻り、大室山入り口から入って伊豆高原のホテルに向かいます。
今回の宿泊先は、伊豆高原にあるキッチン付きのドッグヴィラ。無事、4時前に到着。今回は、ホテルでの温泉三昧に、あまりガツガツしないで(観光も)ワンコたちと一緒にノンビリと過ごす予定です。