カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 このところ、こちら信州でも春を感じさせるような暖かな日が続いています。
      
 あまり暖かすぎて、早く芽吹いて花が咲いてしまい、その後に昨年のように遅霜が来ると果樹は心配ですが、こればかりはお天道様次第・・・。

 さて、週末の朝は、少し遅めの7時くらいのチロルとナナの散歩です。
 道すがら、ご近所の道端の梅が、2月末には早くも一輪、二輪とほころんでいました。我家の梅は漸く蕾が膨らんできたところ。早咲きの梅なのか、昨年もこの木はどこよりも数週間早く咲き出したように思います。

 山はまだ冬の装いで、平地もまだ朝晩は氷点下に下がる日もあり、寒い日の方が多い信州ですが、リンゴ園の日当たりの良い所ではオオイヌノフグリが小さな青い花を付けていたり・・・。
でも、来週の松本はまた冬に戻って、予想最低気温が最も低い日が氷点下-5℃と、一転して寒い日が続くようです。また手袋とマフラーを出さないと・・・。

 この時期は、春と冬が綱引きをしています。
“春は名のみ”の暦の上だけではなく、三寒四温と言いますが、二歩進んでは一歩、一歩進んでは半歩下がりながらも、確実に春が近付いて来ているようです。