カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 25日は終日冷たい雨。夕方には雪に変わりました。信州でも23日には南部の飯田で桜が開花するなど春めいていましたが、また冬へ逆戻り。

        (写真はリンゴ園越しの東山々系-美ヶ原方面です)
26日の朝は、松本は標高800m付近を堺に上は雪景色で、山は白と黒の見事なツートンカラー。でも、せっかく雪が消え、春色になりかかっていたのに、里山までまた冬景色で、気分まで何となく寒く感じてきます。これから暫くは、寒気が南下してきて、松本では朝晩氷点下5℃を下回る日が続くとか(予想では日によっては-9℃・・・オイオイ。また不凍栓締めなくっちゃ)。3日に修正された松本の桜の開花予想も、また後へ戻るかもしれません。

 『散る桜 残る桜も 散る桜』(良寛禅師)

・・・とは言え、桜好きの日本人としては少しでも長く咲いていて欲しいもの。既に桜が開花した東京などでは、この寒の戻りでお花見の期間が少し延びるかもしれませんね。
(写真は一足早く家の中で咲いたヒガンザクラ)

 『咲き急ぐ 桜を冬が 連れ戻し』(オソマツ)

「暑さ寒さも彼岸まで」、「三寒四温」と言いますが、こうした一喜一憂も四季がある日本だからこそ。
光に、風に色を感じながら、やがて来る春を、そして行く春を、時には心にゆとりを持って、ホンのちょっと立ち止まって感じてみたいものです。