カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 家を建ててから16年も経つと色々ガタが出てきますが、とりわけ気になっていたのが、ずっとそのままだった浴室のブラインド。
定期的に家内が浴室掃除をしても、なかなかブラインドは上手く出来ず、さすがに16年も経つとブラインドの羽がズレたり折れたり、またカビも生えてきました。

「ねぇ、ブラインド交換してよぉ!」「いや、素人じゃ無理でしょ!」
「見るだけでも、見てみれば!?」「見ても、分かんないってば!」
「んもう、やる気無いんだからぁ!」
「んなことは無いけど・・。だったら設計事務所に聞いて、アシスタントの人にでもどうすればイイか教えてもらえばイイじゃん!その方が早いって!」
「そんなことだけ聞ける訳、無いでしょうがぁ!」

というような“ケンカ腰”の会話が、ここ数年間繰り返されてきたような気がします。ただ実際に見ても、どうやって止めているのか、金具も見えず良く分かりません。
ホームセンターにはブラインドも売っているので、大きさを合わせて買ってくれば何とかなるのでしょうか?

 年末大掃除も終わり、唯一残ったブラインド交換。子供たちが正月に帰省して来るまでには何とかしたいという家内のご命令に、反応次第では一触即発の危険を感じ、漸く(自分の)重い腰を上げて、あぁでもない、こうでもないといじくり回していると、偶然にも両側の部分がズレてタイル面の接着部分が現れました。それは小さなビニールシートをタイルに挟んで、ギザギザになった止める部分をネジ式に回し締め付けて固定していく方式のようです。反対に回すと、緩んでブラインドが外れる仕組み。
「あっ、なるほどネ!」と目から鱗・・・。   

 大掃除を終えた大晦日に寸法を測って、念のために現物もホームセンターに持ち込み、係りの方に聞いてみると、浴室のブラインドは、個々の浴室の窓枠の大きさに合わせて、例えば幅ならその幅から止め具部分の余裕を取り、また羽はタイルに引っ掛からぬように縦横とも10mm(片側5mmずつの余裕を持たせる)引いた長さでメーカーにオーダーメイドで発注するのだとか。なるほど・・・と納得。
ということで、色を選択し、我が家の窓枠のW1300mm×H1060mmに合わせてメーカーに注文していただきました。既にメーカーが年末年始休暇に入り、また既製品ではないため2週間近く掛かるとのことで、残念ながら正月には間に合いませんでした。
「んもう、早くやっていれば、お正月に間に合ったのにぃ!」
「はぁ、ご尤も・・・」
      
 1月20日過ぎに届いたとの連絡が漸くあり、20時閉店とのことから会社の帰りにホームセンターに回って受け取って帰り、先日の休日の昼間の明るい時間帯に取り付けました。
枠の両側の部分をネジ式に回してサイドを固定するというのは、どうやら浴室用ブラインド共通のようです。ネジの部分が少し回し辛いので、家内にも手伝ってもらって固定。
家内が定期的に浴室掃除をしているので、タイルの目地などにカビも無く、ピカピカと言って良いくらいキレイなのですが、唯一上手く拭けずにカビだらけだったブラインドが新しくなり、まるで見違えました。
 何だか、新しいお風呂に入っているようで、気分までスッキリと新鮮になりました。古くなった浴室ブラインド交換。気分的にも効果大!で、これ、お薦めです。