カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 プロ野球ヤクルトスワローズの人気マスコットキャラクターである『つば九郎』が、12月突然のFA宣言をして、手を挙げたFC東京など22団体との交渉の結果、ヤクルトに残留することになったという、何ともバカバカしい話題。

 明るい話題が少ない(?)中で、こういうバカバカしい話題が、仮に“やらせ”にせよ、球団社長と残留交渉までして記事になる(しかも朝日新聞では、コラムとはいえ社会面に掲載)というのがイイなぁ。
悩んだ?末に残留宣言をした理由の一つに、「宮本選手を(優勝せずに)手ぶらで返すわけにはいかないでしょ!」とか、パロディ満載。くだらないけど、ホンワカ、ホッコリ・・・しかし、ホントくだらない!と新聞記事を読みながら思わず笑ってしまいました。

 こういうジョークが真面目に出来るようになったというのは、日本もチョッピリ進歩?した証拠でしょうか、ネ?
MLBからお払い箱帰国の選手(しかも昨シーズンは、一度もメジャーに昇格出来ずにマイナー契約)が、獲得希望の日本球団へ当初年俸5億円を要求したという馬鹿げたニュースがありました(結局、それでも1億5千万円プラス出来高払いで契約)が、そうした風潮へのブラックジョークだったらもっとイイのに、と勝手に思ったのは私メだけでしょうか・・・?
因みに、つば九郎の年俸は1万円にヤクルトとタフマン飲み放題にビールが毎試合ピッチャー2杯までとか。FC東京は年俸3万円を提示だった由。
(球団も、他団体の提示条件を踏まえて、名前に因んだ28960円での年俸増額を提示するも、つば九郎は球団に迷惑を掛けたからとこれまでと同額で契約更新とのこと)

 先日は、大相撲初場所のPR応援に駆けつけて、今年の抱負を聞かれたつば九郎。すかさず、先日亡くなられた“昭和の大横綱”大鵬に因み「ヤクルト、つばくろう、たまごやき」。お見事です!
また、このキャンプ初日に、最初のランニングで突然ひっくり返っての一言は、「12球団一早いリタイア一号!」とか。報道陣は選手そっちのけでつば九郎を取材し、居合わせた球団社長は「つば九郎ばかりが話題では困る」と嘆いたとか。

 今年は、たくさん明るいホッコリするような話題が多いとイイですね。