カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 我が家の学区内にある桐保育園。前回の衆議院選挙などの、わが町内の投票所にもなっています。

 1994年ですので、もう18年前ですが、家族帯同で6年間赴任していたシンガポールから帰任し、現地から送った船便での引越し荷物を整理していて困ったもの。
それは、まだまだ小さかった娘たちの遊び場として、現地のToys“R”Us(トイザらス)で購入したプラスチック製のオモチャの家。
オモチャといっても、1.5メートル四方もあるようなカラフルな“小屋”。
住んでいたのが結構古いコンドミニアムだったせいか、リビングが滅法広く、赴任者仲間からは「まるで体育館!」と揶揄されたほど。
その広さを活かし?て、子供のオモチャの収納庫も兼ねて、シンガポールのToys“R”Us購入したのがこれで、娘たちのお友達が遊びに来ると、皆で入ってママゴト遊びをするなりとても重宝しました。

 しかし、日本では大き過ぎて置き場所に困り、また子供たちも帰国時は次女も小学1年の後半でもあり、そろそろ不要とのことで、捨て場所にも困り、ダメ元でお聞きしたのがこの保育園でした。
園児の遊び場にと、快く引き取っていただけることになり、分解して軽トラに積み、娘たちと一緒に運んで現地で組み立てて設置し、娘たちもお別れをしてきました。
 さすがに18年も経てば、男の子たちも居るので、壊れて捨てられたとばかり思っていました。
縁あって、先日、桐保育園にお勤めに保母さんとお話しをする機会があり、何気なくその「家」のことをお話したところ、「まだ、ありますよ。子供たちが今でも遊んでます!」とのお言葉。「えーっ、そうなんですか!」

 そして、参考にと写メールを送ってきてくださいました(壊れたのか、外してあるのか、手前側の壁が無くなっています)。
シンガポールから運ばれて、まだ現役で頑張っていたとは・・・。大事に使っていただいて感謝感激。親としても、子供たちの思い出が残っていたようで、感無量でありました。