カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 カード会員向けの月刊誌に毎号掲載されている、季節の花を紹介する頁。
今回はカタカナで「ジキンカラマツ」。そして紹介分の下に添えられた、その「花」と思われる一枚の写真。
その名前の通り、紫色の花弁の小さな(と思える)花が、例えると、アスチルベ(?)のように房状に集まっていて、何とも清楚で気品あふれる立ち姿。
漢字で書くと「紫錦唐松」とのこと。紫の錦とは、如何にも優雅ではありませんか。今まで、一度もその名を聞いたことも、花そのものも見たことはありませんでした。

 その気品あふれる花に興味を惹かれ、紹介文を読んでみると、
『野生植物にも知る人ぞ知るといってよい隠れた美花がある。何がそうかは人それぞれだが、私がそう思うのはシキンカラクサだ。』(大場秀章氏。東大名誉教授。理学博士)と書き出されていて、写真からはナルホドと思える高貴さが感じられました。
この山野草は、長野、新潟、群馬、茨城、福島県に生息が限定され、湿地帯の草原や樹林下に自生している絶滅危惧Ⅱ類の多年草だそうです。
キンポウゲ科カラマツソウ属で、最高に高貴な色である紫の錦と名付けられた花。ちょうどこの7月~8月が開花時期なのだとか。

 レッドリストに掲載されるのですから、普通に見られる山野草ではないにしても、信州の高原地帯なのか、開花時期も限定されますが、いつかどこかで実際に咲いている姿を見てみたいものだと思います。

 シキンカラマツ-それまでは私にとっての“幻の花です。