カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 ウォーキングの後、奥さまがどうしてもShake Shackというハンバーガーを(私メにも)一度食べさせたいとのこと。家内は娘と日本上陸直後に外延前の1号店に行って食べて感激し、その後も娘と数回行ったのだとか。個人的には、ハンバーガーにそれ程執着している訳でもありませんし、どうせならシンガポールで週末の朝に良くお世話になったバーガーキングの方が愛着はあるのですが、
 「まぁ、そこまで言うなら行きますかぁ~」
と、Shake Shack の2号店があるらしい恵比寿へ。平日でしたので、駅西口のアトレ恵比寿に入居する1階の店はそれ程の行列ではありませんでした。
 良く分からないので、オーダーは全て二人にお任せです。
Shake ShackはNY発祥だそうですが、確かにアンガスビーフ100%の粗挽きハンバーグがダブルで“肉々しい”。初めて西海岸へ出張した時に、オフィスに出張販売に来たハンバーガーショップで買って食べたステーキの様なハンバーガーを思い出しました。土地柄か、エビスビールもドリンクメニューにあるのはイイですね。

 その後原宿の美容院に行くという娘と別れ、我々は(喪中ゆえに時期をずらしての)お参りに明治神宮へ。昔家内が娘たちのための参拝に来て、パワースポットとしての明治神宮を絶賛していたのと、NHKスペシャルだったか、神宮の杜は100年後の生態系を想定して針葉樹から広葉樹林へ変遷させていくという壮大な人工林計画であり、その100年後の現在、生態調査の結果ほぼ当初の計画通りに大都会の中に自然林に近い「奇跡の」人工林が形成されていたと知り、大いに興味を持っていました。
原宿駅から大鳥居をくぐり参道を進みます。神秘さを湛えた広大な杜に、何となく伊勢神宮(内宮)の森を思い起こします。
観光なのでしょうが、参拝客の半分以上は東南アジアを中心とした外国の方々の方が占めているのを見ると不思議な気がします。特にこの社の祭神や建立の経緯を考えると或る種の違和感を禁じ得ません(多民族国家で回教国でもあったシンガポールに暮らした経験からすると、我々日本人以上に普段宗教には絶対的=それは善悪とか議論する余地の全く無い=な彼らを思うと心配にさえなりますが・・・。中国や韓国から来られている方々もあくまで観光であり、気にする必要は無いのかもしれません)。
 うっそうとした杜を通り、拝殿とその横のご神木「夫婦楠」にもお参りします。参道の途中の、献納された日本各地の酒樽とブルゴーニュからというワイン樽が見事でした。
それにしても、都会のど真ん中にこれほどの大きな森があるとは・・・。いくら神域とはいえ、奈良の春日大社の原始林と共に驚くべきことだと思いました。